Learing Path Finder

Learning Path Finder の使用方法

 Learning Path Finder の使い方を解説します。

ここでは、
  • 「情報理論」について興味を持っている
  • 工学部 (知能情報工学科) の学生
が学習計画を立てようとしている状況を例に解説します。

 注意:履修登録は Learning Path Finder からでは行えません。

授業を探す

Learning Path Finderを開くと、授業検索ウィンドウが表示されます。


  • キーワードから検索
  •  授業に登録されたキーワードで探します。
  • コースから検索
  •  教育プログラムをコースから辿って授業を探します。自分の所属するコースで開講されている授業の一覧から授業を選択できます。
  • 担当教員から検索
  •  授業を担当している教員名から授業を探します。
  • シラバスの年度を変更
  •  デフォルトでは最新年度のシラバスが選択されています。以前の年度のシラバスを元に学習経路を表示させたい場合は、ここから年度を変更します。

 ここでは「情報理論」というキーワードに関心があるということで、「キーワードから検索」を選択します。そして工学部の学生であるという設定ですので、「工学部,先端技術科学教育部」を選びます。

キーワードから検索 → 選択したコースで開講されている授業の全キーワードが一覧表示されます。

 上部の「絞り込み」フィールドに文字列を入力して絞り込みを行うことができます。絞り込みを行うと、入力した文字列を含むキーワードだけがリストに表示されます。

 上の図は「情報」で絞り込みを行った例です。関心キーワードの「情報理論」が見つかりましたので、選択します。

キーワードから検索 → キーワード選択 → そのキーワードを持つ授業が表示されます。


 知能情報工学科で開講されている授業「情報数学」が見つかりましたので、選択します。

リストから選んだ授業の概要が表示されます。

 「選択表示」ボタンをクリックすると、授業検索ウィンドウが閉じられ、画面上に選択した授業を中心とした学習経路が表示されます。(選択時に検索ウィンドウを閉じたくない場合は、Shift キーを押したまま「選択表示」ボタンをクリックします。)


 授業を選択すると、授業の概要を表示している領域の色が変わります。


 学習経路を見たいときは、授業検索ウィンドウの右上の閉じるボタン「×」をクリックして、授業検索ウィンドウを閉じます。

 再び授業検索ウィンドウを表示させるには、Learning Path Finder 画面右上の「授業検索」ボタンを押します。


学習経路 (Learning Path) の読み方

 授業検索ウィンドウを閉じると学習経路を見ることができます。ここでは「情報数学」が選択されている状態での学習経路の読み方を説明します。

画面の解説

  • ノード
    • 授業科目名が書かれている四角をノードと呼びます。
    • ノードはマウスのドラッグ操作で移動させられます。
    • ユーザにより選択された授業科目のノードは、緑色で表示されます。
    • ノードの上にマウスポインタを当てると色が変わります。
      • そのノードから延びている矢印とその先のノードの色も変わるので、直接関係するノードが見つけやすくなります。
    • 科目に必修や選択等の情報が登録されていればノード右上に色付きの三角形が表示されます。
      • ここにマウスポインタを当てることで必修科目か選択科目かを容易に確認できます。
  • 高さ
    • 画面右の「B1〜B4, M, D」はそれぞれ学年を表します。
      • B1〜B4: 学部1年〜4年
      • M: 博士前期課程、修士課程
      • D: 博士後期課程
    • 学部学年の下半分が前期、上半分が後期を表しています。
      • 大学院の授業科目のノードは、学年と学期が区別されず同じ高さに表示されます。
    • ノードの高さは授業の開講学年と開講学期によって決まります。
      • 下から上へと履修可能な学年が上がっていきます。

矢印の意味

  • 実線の矢印
    • 実線の矢印は履修すべき学習順序を示しています。
      • 各授業科目には先行科目(前もって受講しておいた方がよい科目)が登録されています。この先行科目の情報を元に、お勧めの学習順序を示す実線の矢印が生成されます。
  • 点線の矢印
    • 点線の矢印の先にある授業が関連科目であることを示しています。同時に履修することをお勧めします。

 つまり、上図の「情報数学」が選択された学習経路は次のように解釈できます。

  • 情報数学を受講する前に、「離散数学とグラフ理論1, 2」と「アルゴリズムとデータ構造」をあらかじめ受講しておくべきだ。
  • 「確率統計学」と「人工知能1」と「論理回路設計」は、情報数学と関連しているので受講した方がよさそうだ。
  • 「情報通信理論」は情報数学で学ぶ内容を使った授業が行われるようだ。情報数学で学んだ知識を活かしてさらに学習を進めるのであれば受講してみよう。

関連する授業科目を辿る

関連科目のさらに関連する科目を表示する

 ノードをダブルクリックすると、授業の概要が表示されます。概要の右上にある「SELECT」ボタンを押すことで、授業を選択したり選択を解除したりできます。

 (ヒント)Shift キーを押しながら授業ノードをクリックすることで、授業の選択/非選択を切り替えられます。

関連範囲を広げて学習経路を表示する

 Learning Path Finder 画面の右上にある「関連範囲」を変えることができます。関連範囲を広げるとより多くの関連授業を表示されますが、学習経路が複雑になり読みづらくなる恐れがあります。

シラバスを読む

 次に示す方法で、シラバス(授業概要)を別ウィンドウで開いて読むことができます。
  • 授業検索ウィンドウで授業の概要が表示されている状態で「シラバス」ボタンを押す

  • 学習経路表示されている状態で、授業概要を見たい授業のノード上にマウスポインタを乗せて右クリックするとメニューが表示されるので、「シラバスを開く」を選択する

 HTML版シラバスが用意されている場合はHTML版シラバスが表示され、用意されていない場合はEDB (徳島大学 教育・研究者情報データベース) の閲覧ページが表示されます。

ヘルプ

授業を選択しても学習経路が表示されない。

  • 関連範囲が 0 になっていませんか?
  • 選択した授業と関連する科目が登録されていないのかもしれません。
    先行科目(前もって受講しておくとよい授業)や関連科目が登録されてなく、他の科目からも関連付けられていない場合は、その授業からの経路は表示されません。

先行科目、関連科目に指定した科目が表示されない。(教員向けヘルプ)

  • 指定した科目の入学年度を確認してください。
    関連付けられた科目間のシラバス年度が異なる場合、その関連付けは無効になります。


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2005-2006 ©EDB Working Group, Tokushima University