USER | ユーザ毎に割り振られたディレクトリ |
---|---|
EID | EDBにおける情報識別子 |
dirs | 0個以上のディレクトリ階層 |
EDB/CMSは,本学の教職員が学内外のネットワーク利用者に対して,ある種のコンテンツを好評,もしくは共有するために用意される.
具体的には,
等が目的として挙げられる.また,これらの範囲にとどまらず,学内の教育,研究活動に置ける用途に利用可能とする.
なお,EDB/CMSは単に個々のユーザのためのファイル置き場ではなく,コンテンツを公表,共有するためのものであることに注意してください.
EDB/CMSには,以下のような特徴がある.
EDB/CMSのサーバでは,WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)という技術が使われている.これは,
となる.
EDB/CMSは,既存のアカウンティングシステムとは独立に,ユーザの権限,グループを設定可能.詳細な設定はEDBのユーザ情報,組織情報をベースに自動化する(EDBで同一の組織に属しているユーザのみに書き込み許可を与える等).
等,繁雑なサーバの管理から利用者を解放するために運用する.
EDB/CMSで運用しているウェブサーバは,通常のウェブサーバと同様に利用できるが,以下の制約がある.
EDB/CMSのユーザ,およびその認証情報はEDBにおいて行われる.
EDBのユーザのリストと同一(すなわち,学内の教職員とそれに類する人々)
EDBにおける個人情報の識別子EIDをもとに「SEID」という名前になる.ただし,X.509個人証明書による認証の場合には,このアカウント名を利用する必要はない.
EDB/CMSのユーザの認証情報は,EDBにおいて,
で管理される
ユーザ情報の作成手順とEDB/CMSへの伝搬は,
のリスト:http://web.db.tokushima-u.ac.jp/export/cms.db.tokushima-u.ac.jp/
を生成する
となる
【個人】.[パスワード](person.password)の登録・修正からEDB/CMSへの伝搬までには10分程度の遅れがあることに注意.
EDB/CMSサーバの認証は,HTTPの認証(Basic認証)を利用する.また,サーバ全体に関して認証に利用するユーザパスワードファイル(passwd)は統一されている.したがって,通常のブラウザの挙動,「上位ディレクトリでの認証情報が下位ディレクトリに利用される」と同じ効果が期待できる.
換言すれば,最上位ディレクトリで認証情報をブラウザやWebDAVクライアントに登録しておけば,それ以下のディレクトリでは認証ダイアログを表示させることなく,許可されたディレクトリにアクセスすることが可能となる.
EDB/CMSの定期的(一日一回)なコンテンツディレクトリの管理として,大学の組織情報から辿れるEDBの登録情報に対してスキャンを行い,
を行う.
定期的にEDB/CMS内のファイルをスキャンし,ファイルのインデックス(索引)を生成し,Webブラウザでの閲覧を補助するためのページを作成する(未実装).
インデックスの生成には,
を手法として活用する予定.
EDB/CMSで運用されるディレクトリには,以下のようなものがある.
1LD | 2LD | 3LD | 4LD 〜 | ||||
/ | DAV | / | person | / | SEID | / | ユーザに割り当てられたディレクトリ |
personification | / | SEID | / | 擬人に割り当てられたディレクトリ | |||
organization | / | EID | / | 組織に割り当てられたディレクトリ | |||
XN | / | EID | / | 各々の情報に割り当てられたディレクトリ | |||
情報が属しているテーブルのXML名 | / | EDBの情報識別子.ただし,個人と擬人はアカウント名に合わせて「S」を前に付ける | / | 各々の情報に割り当てられたディレクトリ |
各ディレクトリには,EDB/CMSの定期的な作業により,
のファイルが生成される.これは,ユーザが明示的にインデックスフィアルを作成しない場合に利用される.これらのファイル内容は定期的に更新されるので,ユーザ側で変更したとしても,次の日には元に戻ってしまう.
ユーザが独自にインデックスファイルを作成する場合には,
という名前のファイルをディレクトリに置けば,そのファイル内容が優先される.
ファイル名 | 存在するとき | 存在しないとき | ||
http://cms.- http://cms-ldap.- https://cms-ldap.- |
https://cms.- https://cms-pki.- |
http://cms.- http://cms-ldap.- https://cms-ldap.- |
https://cms.- https://cms-pki.- |
|
index.html | index.htmlの内容を表示 | 存在しないときと同様 |
ディレクトリインデックスの表示は,
|
|
sindex.html | 存在しないときと同様 | sindex.htmlの内容を表示 |
dirs部分のディレクトリ名は無視される.
lowerのディレクトリ,ファイルはすべてEIDに関連したコンテンツ群と解釈される.
/DAV/ person/ ユーザのディレクトリを集めたディレクトリ S12345/ ユーザ(EID=12345)のディレクトリ @University/ 学内に公表するコンテンツを入れるディレクトリ Article/ 著作用 23456.pdf 著作(EID=23456)の別刷り 23457.pdf 著作(EID=23457)の別刷り 23458.pdf 著作(EID=23458)の別刷り @User/ 教職員に公表するコンテンツを入れるディレクトリ @Member/ 自分のみに公表するコンテンツを入れるディレクトリ Lecture/ アクセス制限がかからないディレクトリ(講義用) 34567/ 講義(EID=34567)に関するコンテンツを入れるディレクトリ outline.pdf 講義の概要 exercise-1.pdf 講義の演習問題1 exercise-2.pdf 講義の演習問題2 report.pdf 講義の小レポート 34568/ 講義(EID=34568)に関するコンテンツを入れるディレクトリ outline.pdf 講義の概要 exercise.pdf 講義の演習問題 report-1.pdf 講義の小レポート1 report-2.pdf 講義の小レポート2 34569/ 講義(EID=34569)に関するコンテンツを入れるディレクトリ Article/ アクセス制限が掛からないディレクトリ(著作用)
/DAV/ organization/ 組織のディレクトリを集めたディレクトリ 12345/ 組織(EID=12345)のディレクトリ @University/ 学内に公表するコンテンツをいれるディレクトリ @Writable/ 組織の構成員が書き込めるディレクトリ @User/ 教職員に公表するコンテンツをいれるディレクトリ @Writable/ 組織の構成員が書き込めるディレクトリ @Member/ 組織の構成員のみに公表するコンテンツをいれるディレクトリ @Writable/ 組織の構成員が書き込めるディレクトリ