2006年度 徳島大学 共通教育 大学入門科目群
EDB
大学入門講座 / Introductory Seminars on University Education
大学入門講座(総合科学部) / Introductory Seminars on University Education
教授・中山 信太郎 1単位 前期 集中 総(人社自然)
大学で学ぶ意味は何でしょうか.これを自ら探るには,大学生活全体を通じて自律的な学びの姿勢を確立していく必要があります.今後の大学での学びを確かなものにするために,高校までと異なった学習の姿勢や方法の概略,自律的な大学生活を送る方策の概略を把握することを目的とします.
この大学入門講座は,学部学科毎に授業が行われます.大学での学びを確かなものにするために,高校までとは異なって,「教わる授業から自ら学ぶ授業」という学習の姿勢や方法を身につけられるよう各学部学科に応じて構成されています.各講義は,そのテーマに応じて適切な授業方法で行われます.大学では一般に講義形式の授業が主になりますが,この講座では,講義を聞き,その主題についてノートをとり,グループで討論をしたり,その経過·まとめを口頭で報告したり,また文章でレポートすることなどの,学習方法も取り入れて実践されます.それらを通じて,「自ら学ぶ」姿勢を身につける準備をして,今日,大学生が社会から求められている「知的技法」の一端を身に付けることを目指します.
以下「【授業の計画】」のテーマについて,その概要や問題点を理解し,友人たちや教員と討論ができ,文章としてまとめられること,また皆の前で報告発表ができること.
1.この授業は,主に合宿研修の期間を活用して,人間社会学科と自然システム学科所属の学生·教官が合同で行います.また,通常の授業開始までに,それぞれ所属の学科に必要な学び方についても,学科毎に授業を実施します.授業の具体的な時間割については,掲示等により連絡します.
2.学ぶ意味-大学での勉学と学生生活-(1)
3.学ぶ意味-大学での勉学と学生生活-(2)
4.ワークショップ―将来の自分像を描く―(1)
5.ワークショップ―将来の自分像を描く―(2)
6.クラス討論会―私にとっての大学―
7.大学·健康·生きること
8.授業で求められること―「学び方」再考―
9.大学を利用する―図書館·情報·学習支援―
参考書等は,各担当教官から紹介があります.必要に応じてプリント等を配布します.
授業への参加の姿勢と到達目標の達成度により評価し,単位を認定します.
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
中山(1N02, 0886567236, nakayama@ias.tokushima-u.ac.jp)
 オフィスアワー: 木曜日12時~13時
平木(103, 088-656-7167, hiraki@ias.tokushima-u.ac.jp)
 オフィスアワー: 月曜日12時~13時
大学で何をなぜ学ぶのか,目標をたて大学生活を過ごしましょう.