2006年度 徳島大学 共通教育 大学入門科目群 |
EDB |
大学入門講座 / Introductory Seminars on University Education |
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大学入門講座(薬学部) / Introductory Seminars on University Education |
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[旧カリキュラム] 授業科目名: 総合科目
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教授・高石 喜久, 教務委員会委員長 1単位 前期 集中 薬(薬) |
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授業の目的 |
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大学で学ぶ意味は何でしょうか.これを自ら探るには,大学生活を通じて自主的な学びの姿勢を確立していく必要があります.今後の大学での学びを確かなものにするために,高校までと異なった学習の姿勢や方法の概略,自立的な大学生活を送る方策を把握することを目的とします. |
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授業の概要 |
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この大学入門講座は,学部学科毎に授業が行われます.大学での学びを確かなものにするために,高校までとは異なって「教わる授業から自ら学ぶ授業」という学習の姿勢や方法を身に付けられるよう,各学部学科独自の構成になっています.各講義は,そのテーマに応じて適切な授業方法で行われ,主として大学生活をスタートするに当たっての基本的な事柄(生活面·学習面)についてのオリエンテーションです.その他,薬学部では特に,薬学とは何か,大学では何を学び,将来どのような職業に就き,社会貢献をしていくべきか等について,大学,企業,調剤薬局サイドの講師の先生からお話をしていただきます.それらを通じて「自ら学ぶ」姿勢を身に付け,今,大学生が社会から求められている「知的技法」を獲得するきっかけをつかむことを目指します. |
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到達目標 |
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以下「【授業の計画】」のテーマについて,その概要や問題点を理解し,友人や教員 との討論,意見交換を通し,大学で学ぶ姿勢,目的,目標を定める. |
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授業の計画 |
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1. | 学生生活の過ごし方薬学部での学生生活と健康管理,学生相談室を利用するには |
2. | 大学で学ぶことの意味·意義自主学習「何をどう学ぶか」を自ら獲得する方法,共通教育科目履修に関する注意,履修科目のweb登録方法 |
3. | 薬学を学ぶ意欲を涵養する---薬学が果たしてきた役割及び社会的重要性,本学薬学部における実際の教育·研究動向及びその成果 |
4. | 薬学入門---薬草を中心にした話 |
5. | 調剤薬局で働く調剤薬局の現場で働く先輩から---大学で学んでおくこと,調剤薬局の仕事の内容,薬剤師の役割について聞く. |
6. | 企業で働く製薬企業の第一線で働く先輩から---大学で学んでおくこと,製薬企業での仕事·研究,新薬開発への道筋などについて聞く. |
7. | 環境問題について「環境科学」という視点から概観し,認識を深める. |
8. | 「薬をつくる」「薬を使う」という薬学の根幹に関わる話を聞く. |
9. | 図書館の利用方法図書館ツアー(実地見学),図書館資料の検索方法(OPACの使用方法他) |
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教科書 |
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必要に応じてプリントを配布する. |
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成績評価の方法 |
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授業への参加の姿勢と到達目標の達成度により評価し,単位を認定する. |
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WEBページ |
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→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
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連絡先 |
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高石(088-633-7275, takaishi@ph.tokushima-u.ac.jp) オフィスアワー:
前期水曜日14:30∼15:30 (この時間外でも在室の時は応じます)薬学部棟5階 生薬学研究室 E-mail takaishi@ph.tokushima-u.ac.jp |
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受講者へのメッセージ |
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大学では,何を何のために学ぶのか,目標をしっかり立てて大学生活を過ごしましょう. |