2006年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 |
EDB |
生活と社会 / Living and Society |
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人間社会と森林 |
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[旧カリキュラム] 授業科目名: 経営学
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教授・三井 篤 2単位 前期 木(3・4) 全(全) |
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授業の目的 |
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21世紀の人間社会は,「自然と共生する環境社会システム」を構築していかなければならない.本授業では,人間社会と森林との関わりを多面的に科学し,人間社会における文明の発達が,森林を破壊し,地球環境を脅かしていることを理解し,その問題解決の糸口を見いだすことを目的としている. |
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授業の概要 |
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人間社会における文明の発達が,森林を破壊し,地球環境を脅かしている諸現象をビデオ学習とインターネットWeb学習を活用して理解し,人間社会の未来を明るくするために「私たちは何をすべきか」を考察する. |
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キーワード |
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森林破壊,森林の効用,バイオマスエネルギー,木の生活文化 |
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到達目標 |
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1. | 紙の文化¬=森林破壊=環境破壊の構図を理解する |
2. | 人間社会に癒し空間を醸し出す木の香りを科学する |
3. | 次世代エネルギーとしてのバイオマス利用技術の現状と未来をレポートする |
4. | 私たちの生活を豊かにしている木材商品をレポートする |
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授業の計画 |
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1. | はじめに:21世紀の人間社会は自然と共生する環境の時代 |
2. | 世界的規模で発生している深刻な水不足問題と森林機能の低下 |
3. | 市場原理の経済社会で見落とされている森林の経済評価 |
4. | 地球の森林面積を減少させている世界各地の人口増加 |
5. | 森林を破壊していく人間社会の文明の発達 |
6. | 環境破壊の構図を考える=紙の文化と森林破壊の関係 |
7. | 人に優しい森林の効用を科学する |
8. | 受講生がレポートする「木の香り=フィトンチッドの科学」 |
9. | 次世代エネルギーとしてのバイオマス利用技術 |
10. | 受講生がレポートする「バイオマス利用技術の現状と未来」 |
11. | 木の不思議なメカニズムと木材利用技術 |
12. | 受講生がレポートする「私たちの生活を豊かにしている木材商品=木の生活文化」 |
13. | 競争社会における過度なストレスを癒してくれる「シンプルで品格のある木造空間」 |
14. | 快適人間空間を創出する木造空間の近未来技術と職人社会への後継者育成 |
15. | 期末試験 |
16. | むすび:地域林業に課せられる森林の多面的機能と人間社会の未来図 |
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参考資料 |
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インターネット検索を活用する |
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成績評価の方法 |
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レポートと期末試験による総合評価 |
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WEBページ |
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→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
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連絡先 |
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三井(088-656-7178, mitsui@ias.tokushima-u.ac.jp) オフィスアワー:
(前期)木曜日 12時∼13時 |
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受講者へのメッセージ |
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毎回レポート提出を義務づけます. |