2006年度 徳島大学 共通教育 教養科目群
EDB
生活と社会 / Living and Society
社会学入門
山本 準 2単位 前期 木(3・4) 全(全)
社会学をはじめて学ぶ人を対象とし,社会をどのように理解すればよいのかについて,具体的事例を対象として, 社会学的視点からのアプローチを試みる.それによって社会学的発想や理論を身につけられるようにする.
社会学入門では,行為論を中心としてミクロなレベルから社会を考察することとする.社会は個々の人間の社会的 行為が複雑に絡み合い,それらが集積することによって成立している.人間社会を成立させている根源となる,社会 的行為に焦点を合わせ,日常の生活における人々の行為がどのように作用しあうのか,また社会が個々の人間の行為に どのような影響を与えているのかについて考察する.
社会学の基礎理論を自己の日常生活の中の社会的事象に適用し,その社会事象を理解するための道具として社会学理論を応用することができるようにする.
1.社会学序論1-社会学の対象と方法
2.社会学序論2-社会学的想像力
3.行為論概説
4.社会的相互作用
5.コミュニケーション論
6.象徴的相互作用論
7.行為類型論-M.Weberを中心として
8.社会的行為-T.Parsonsを中心として
9.パーソナリティ形成と社会1
10.パーソナリティ形成と社会2
11.地位と役割
12.社会規範
13.象徴的相互作用·エスノメソドロジー
14.社会学の現状と応用
15.試験
16.総括
講義
特に使用しない.
プリントにして講義中に配付する.
講義中に数度のレポート提出を求め,レポートの評価とテスト評価,授業への参加態度などを合計し最終成績とする.
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