2006年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 |
EDB |
自然と技術 / Science and Technology |
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創成学習「Project & Product ∼何か作ろうよ,企画を立てて∼」 |
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[旧カリキュラム] 授業科目名: 総合科目
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講師・桐山 聰 2単位 前期 水(9・10) 全(全) |
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授業の目的 |
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一人ひとりが問題を発見し,知恵と情報を総動員し,新しい自分自身の解を見出す訓練を通じて,自らを創成することを目的とする. Projectとは,前例のない目標に対して様々な分野の人材が集い協調して取り組む形態を指す.世の中の新製品がProject方式で産み出される例も多い.Projectがグループ活動と違うのは,「プロジェクト·マネジメント」の考え方の有無である.先の見通しを立てて計画し,リスクを回避しながら目標に向かって成果を積み上げていくプロジェクト·マネジメントは,なにも製品開発に限ったことではなく,会社経営や人生設計にも適用可能なスキルである.例えば,三国志でいえば劉備玄徳=リーダー,諸葛孔明=プロジェクト·マネジャーと位置付けられる. 本講義では簡単な企画や工作等を通じてプロジェクト·マネジメントの一端に触れてもらう. |
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授業の概要 |
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講義では,プロジェクト·マネジメントの概要を解説する. 演習では,受講者を数名ずつのグループに分けて,コンセプトづくりに始まる企画の立案をしてもらい,企画実現のための計画をつくりこんで,簡単なイベントや工作等を実施してもらう.節目節目でプレゼンテーションを行ってプロジェクトの進捗を皆で評価しあう. |
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キーワード |
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プロジェクト·マネジメント,計画,地図投影法,工作 |
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到達目標 |
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1. | 企画書作成手法の習得 |
2. | プレゼンテーション手法の習得 |
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授業の計画 |
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1. | オリエンテーション:プロジェクトの企画において大切な要素とは? |
2. | 第一回企画会議模擬:やってみたいことを言葉に出して言ってみる |
3. | グループ分け:グループ毎の企画テーマ選定と企画会議,調査方法の説明 |
4. | 第一回プレゼンテーション:グループのテーマと第一次企画の発表と協議 |
5. | 第一次企画書·計画書の作成:受業後に提出 |
6. | 計画の実行:授業後に実施内容を定型フォームに記入して提出 |
7. | 計画の実行:授業後に実施内容を定型フォームに記入して提出 |
8. | 第二回プレゼンテーション:計画の経過報告と協議 |
9. | 第二回企画会議模擬:各グループの計画書の見直し |
10. | 第二次計画書の作成:受業後に提出 |
11. | 計画の実行:授業後に実施内容を定型フォームに記入して提出 |
12. | 第三回プレゼンテーション:実施内容の途中分析と協議 |
13. | 計画の実行:授業後に実施内容を定型フォームに記入して提出 |
14. | 計画の実行:授業後に実施内容を定型フォームに記入して提出 |
15. | 第四回プレゼンテーション:完了報告会 |
16. | 講義総括:各グループの企画·実施内容·プレゼンテーションに対する講評 |
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成績評価の方法 |
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授業への積極性60%,発表会40%で評価する. |
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対象学生 |
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他学科,他学部学生も履修可能 |
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WEBページ |
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→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
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連絡先 |
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桐山(088-656-8236, kiriyama@ip.tokushima-u.ac.jp) |
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備考 |
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全学部1年生を対象としていますが,興味と熱意のある学生ならば2年生以上の参加も歓迎します. |