2006年度 徳島大学 共通教育 教養科目群
EDB
自然と技術 / Science and Technology
創成学習「ラジオ番組をつくりませんか?」
講師・桐山 聰 2単位 前期 木(3・4) 全(全)
一人ひとりが問題を発見し,知恵と情報を総動員し,新しい自分自身の解を見出す訓練を通じて,自らを創成することを目的とする. ラジオ番組という音声に頼ったコンテンツは,TVやインターネットに動画コンテンツが溢れている現在,古めかしさを覚えるかもしれない. しかし,比較的簡単な機材でコンテンツを製作できることは今なお表現の手段として魅力的である.また,周到に作り込まれた音声コンテンツはなまじ映像をふんだんに使った番組よりも想像力を刺激し印象に残るものである. 本講義では音声コンテンツ製作の過程を通じて,企画力,調査力,表現力などを身につけてゆく.
音声コンテンツを企画·製作する. 収録した製作物はインターネット等で試験的に公開する. 節目節目でプレゼンテーションを行って番組作りの過程を皆で評価しあう.
企画,コンテンツ製作,インターネット,プレゼンテーション,ラジオ
1.企画書作成手法の習得
2.プレゼンテーション手法の習得
1.オリエンテーション:企画において大切な要素とは?
2.第一回企画会議模擬:やってみたいことを言葉に出して言ってみる
3.グループ分け:グループ毎の企画テーマ(トーク,音楽,ミニドラマ等)選定と企画会議,構成原稿の説明
4.第一回プレゼンテーション:グループのテーマと構成概要の発表と協議
5.第一次構成原稿の作成:授業後に提出
6.第一次シナリオ原稿の作成:授業後に提出
7.第一次シナリオ原稿の作成:授業後に提出
8.第二回プレゼンテーション:計画の経過報告と協議
9.第二回企画会議模擬:各グループの構成·シナリオの詳細協議
10.コンテンツ製作·収録:進捗を定型フォームに記入して提出
11.コンテンツ製作·収録:進捗を定型フォームに記入して提出
12.第三回プレゼンテーション:コンテンツの途中評価と協議
13.コンテンツ製作·収録:進捗を定型フォームに記入して提出
14.コンテンツのインターネット等への公開実習
15.第四回プレゼンテーション:完了報告会
16.講義総括:各グループの企画·コンテンツ·プレゼンテーションに対する講評
授業への積極性60%,発表会40%で評価する.
他学科,他学部学生も履修可能
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
桐山(088-656-8236, kiriyama@ip.tokushima-u.ac.jp)
1.全学部1年生を対象としていますが,興味と熱意のある学生ならば2年生以上の参加も歓迎します.
2.コンテンツ収録は使用機材の重複等により課外時間に振替えて行う場合があるので,その際は別途指示を行う.