2006年度 徳島大学 共通教育 教養科目群
EDB
自然と技術 / Science and Technology
化学と社会
教授・三好 德和 2単位 前期 金(1・2) 全(全)
化学的視点を通じ,何故why?と考えることを,本講義の目的とする.今までの問題は答えが用意されていたことと思います.しかし,この世の中に答えがある問題など無いのが現実です.答えのない問題に敢えて答えを出す.それは大変難しいことです.往々にして間違えるものです.ではどうしたらよいのでしょうか?その一つとして,常に何故と自分にそしてあらゆる事に問いかけることだと考えます.
社会を化学の目で見れば,不思議だらけであることがわかります.また,あるものは漠然と当たり前に見ていたものが,実は精密機械のように計算され尽くした現象であることがわかります.そこで,身のまわりのことに目を付けながら,あらゆる事に何故?と疑問を投げかけながら講義します.
化学,身の回りの化学,生活
身のまわりの事象に化学的視点から何故と問いかけることが出来るようになること.
1.1.科学および化学とは何だろう?
2.2.構造と機能について
3.----1)炭素の三次元構造について
4.----2)身の回りの化学について
5.----3)薬について
6.--------構造と薬効について
7.--------薬って?
8.--------薬が出来るまで
9.3.環境と化学について
10.4.風習·文化·伝統と化学
11.----お酒の化学(日本酒から見る環境破壊)
講義
特になし.授業中に参考書を紹介.
授業への取り組み(30%)·レポート(20%)·期末試験(50%)の総合評価
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三好(総合科学部3号館北棟2階 2N03, 088-656-7250, miyoshi@ias.tokushima-u.ac.jp)
 オフィスアワー: 後期 月曜日 11時55分∼12時50分 三好研究室(総合科学部3号館2階)
授業の初回に,本授業に関する注意事項を話すので,遅刻せず必ず出席すること.