2006年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群 |
EDB |
ウェルネス総合演習 / Integrated Seminars on Wellness |
|
ウェルネス総合演習 / Integrated Seminars on Wellness |
|
[旧カリキュラム] 授業科目名: 健康スポーツ実習
|
教授・中村 久子 2単位 前期 火(3・4) 医(栄) |
|
授業の目的 |
|
日本の民俗舞踊においてはほとんど見ることができない男性と女性がペアになって踊る形態は,西欧のフォーク·ダンスや社交ダンスなどにおいてはよく見られることである.それは男女がペアで一つの社会を形成するという考え方がその基盤にあると考えられる.いくつかの社交ダンスを踊ることを通して,それぞれの踊り方を習得するとともにそれらを生み出した思想や文化について身体運動をとおして考えること,また,男性と女性の身体の違いとジェンダーについて学習し,身体への意識が心身の健康に影響を及ぼすことを知ることを目的とする. |
|
授業の概要 |
|
講義ではウエルネスについて概説し,ジェンダーと身体および身体行動について理解することによって,健康でよりよい生き方を探る. 実習では,ワルツ,タンゴ,ジルバ,スクエア·ルンバなどの基本的なフィガーを習得し,簡単なアマルガメーションを踊ることができるように実践を通して学習する.また,楽しみながら体力つくりに貢献できるようしながら,これらのダンスの背景にある文化に触れる. |
|
到達目標 |
|
1. | ジェンダーについて理解する. |
2. | 社交ダンスの各フィガーをリズムに合わせて踊れるようにし,それぞれのダンスの背景を知る. |
3. | 生涯スポーツとしてダンスを心身の健康のために活用できる. |
|
|
授業の計画 |
|
1. | ガイダンス |
2. | ウエルネス概論 |
3. | ジルバの数種類のフィガーを実習する |
4. | ジルバの簡単なアマルガメーションを踊る |
5. | ワルツのリズムの取り方やポジションについて |
6. | ワルツのフィガーを実習する |
7. | ワルツの簡単なアマルガメーションを踊る. |
8. | タンゴについて解説する.リズムの取り方やポジションについて実習する. |
9. | タンゴの数種類のフィガーを実習する. |
10. | タンゴの簡単なアマルがメーションを踊る. |
11. | スクエア·ルンバについて解説する.リズムの取り方やポジションについて実習する |
12. | スクエア·ルンバの簡単なフィガーを実習する |
13. | スクエア·ルンバの簡単なアマルガメーションを踊る. |
14. | ウエルネスライフをどう実現するか |
15. | 試験 |
16. | 総括 |
|
|
教科書 |
|
教科書は使用しない.適宜プリントを配布する.参考書等は適宜紹介する. |
|
成績評価の方法 |
|
授業への取り組み状況(50%),レポート(20%),実技試験(30%)と併せて総合的に評価します. |
|
WEBページ |
|
→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
|
連絡先 |
|
中村(3120, 088-656-7209, nakamura@ias.tokushima-u.ac.jp) オフィスアワー:
毎週 火曜日 12∼13時 運動文化研究室(総合科学部1号館1階) |
|
受講者へのメッセージ |
|
本授業におけるダンスは,あまり運動量が激しいものではありません.最近は,生涯スポーツとして女性だけでな,く男性にもダンスに興味を持つ人が増えてきています.女子学生だけでなく,男子学生の受講をも歓迎します. |