2006年度 徳島大学 共通教育 教養科目群
EDB
日本事情 / Japanese Affairs
日本事情IV / Japanese Affairs IV
教授・大石 寧子 2単位 後期 木(3・4) 留(留)
徳島大学で学び,徳島に住むことを選んだ留学生に対して「徳島」を深く知ること,さらに自分にとっての「徳島」をつかむことを第一の目的とする.徳島の象徴の一つ,また心のふるさとといわれる「吉野川」をいろいろな側面から学ぶ.また内容を重視しながら,総合的な日本語の習得も目指す.
徳島在住の様々な分野の方から「吉野川」をめぐる話(講演)」を聞く.事前にことばや表現の学習を終えて,講演を聴き,どのくらい話の内容がわかったかを確認する.また吉野川について自分でテーマを探し,調査発表をする.今年度は,1吉野川概要2吉野川流域の農業 3吉野川流域の生活 4第十堰問題について他,各自のテーマに沿った講演を考えている.
吉野川,徳島を知る
1.「吉野川」に対する知識を持ち,徳島や徳島の人を知る.
2.徳島を知ると同時に,自分の国,故郷について,もう一度考えてみる.
3.様々な人の講演を聞き,準備と振り返りの活動を通し,授業の形式を理解すると共に,受身でない係わり方を体得する.
1.自己紹介·授業の目的説明
2.講演準備(資料等による地名·ことば·表現の確認質問の作成)
3.講演を聞く(質疑応答を含む)①
4.講演を振り返る(ビデオ等による内容の確認,意見感想の交換). 講演②準備(資料等による地名·ことば·表現の確認質問の作成)
5.講演を聞く(質疑応答を含む)②
6.講演を振り返る(ビデオ等による内容の確認,意見感想の交換). 講演③準備(資料等による地名·ことば·表現の確認質問の作成)
7.講演を聞く(質疑応答を含む)③
8.講演を振り返る.自分の発表テーマをについての資料準備.講演準備④
9.講演を聞く④(質疑応答を含む)
10.講演を振り返る.自分の発表テーマをについての資料準備.
11.地域への聞き取り,テ ィスカッション
12.聞き取りを振り返り整理する.自分の発表テーマをについての準備.
13.発表準備
14.各自のテーマで発表
15.発表をまとめてレポートにする指示や方法を検討
16.総括授業
特に指定しない.随時プリント等の資料を配布する.
講演毎のまとめ,発表,レポート,授業の取り組み状況などを総合的に評価する.
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
大石寧子(留学生センター 656-9875 oishi@isc.tokushima-u.ac.jp
 オフィスアワー: 金曜日9:30∼12:00.但し事前に連絡があれば,他の曜日·時間でも対応します.
最終的に自分のテーマを決めて,調査·研究·発表という流れを体験します. 従って積極的な授業への取り組みを期待します.