| 2006年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 |
| EDB |
| 生活と社会 / Living and Society |
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| 現代社会のしくみ |
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[旧カリキュラム] 授業科目名: 社会学
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| 助教授・樋口 直人 2単位 前期 木(5・6) 全(全) |
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| 授業の目的 |
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| 受講生がこれまでの人生の大半を過ごしてきた学校の社会的機能に関して,社会学的に考察する.本講義の目的は,単に社会学の知識を身につけてもらうことではなく,これまでの人生を社会学的な角度からみてもらうことにある. |
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| 授業の概要 |
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| 本年度は,さまざまな角度から社会学的なものの見方を学んでもらう.その際,社会で常識とされてきたことを再考することを通して,これまでとは違った角度からものごとを把握する体験をしてもらう. |
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| 到達目標 |
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| 常識をいったん破壊し,距離をとって眺められるようにする. |
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| 授業の計画 |
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| 1. | オリエンテーション |
| 2. | 私たちはなぜ信号を守るのか? |
| 3. | ケチな人はなぜ嫌われるのか? |
| 4. | 治安は本当に悪化しているのか? |
| 5. | なぜ工業製品はこんなに安いのか? |
| 6. | なぜ私たちは次々にモノを買ってしまうのか? |
| 7. | 大量生産社会を理解する:映画『モダンタイムズ』鑑賞 |
| 8. | なぜマクドナルドは安いのか? |
| 9. | 食文化のグローバル化の落とし穴と中間試験1 |
| 10. | 学校とは何のためにあるのか? |
| 11. | 学校で誰が得をするのか?──進学と階層 |
| 12. | 努力主義から個性主義へ──選抜方法の変化 |
| 13. | どのような選抜方法が望ましいのか?と中間試験2 |
| 14. | まとめ |
| 15. | レポートについて |
| 16. | レポート返却 |
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| 授業のタイプ |
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| 講義 |
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| 教科書 |
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| 教科書は使用しない.いくつかの課題図書を指定し,それについてレポートを書いてもらう. |
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| 成績評価の方法 |
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| 授業中の課題10%,小テスト40%,大レポート50%,詳しくは初回に資料を配付して説明するので,必ず出席すること.出席しない者は自力で情報を集めること. |
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| 対象学生 |
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| 他学部,他大学学生も履修可能 |
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| WEBページ |
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| →コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
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| 連絡先 |
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樋口(1210, 088-656-7200, vyw03403@nifty.ne.jp) オフィスアワー:
前後期 水曜日12∼13時,樋口研究室(総合科学部1号館南棟2階) |
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| 受講者へのメッセージ |
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| 自分たちのこれまでの人生や経験を振り返り,物の見方を変えたり豊かにするような講義を目指したい.そうした意味での「教養」を身につけたい学生の受講を歓迎する. |