2007年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 |
EDB |
人間と生命 / Humanity and Life |
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知の探求と現代 / Exploration of Knowledge |
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[旧カリキュラム] 授業科目名: 哲学, 分野: 人文科学
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教授・石田 三千雄 2単位 前期 木(3・4) 全(全) |
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授業の目的 |
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混迷する現代世界およびその中で生きる人間のあり方を哲学の立場から解明する.この授業では特にポストモダンに焦点を当て,合理性や理念(大きな物語り)が動揺しつつある世界における人間の倫理を考える. |
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授業の概要 |
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近代とは何であったのかを論じ,近代の原理の後にくるポストモダンという問題意識の下に人間の倫理を考える.まず近代を主導してきた哲学者たちの思想を再検討し,リベラリズム,フェミニズム,科学の客観性等を考える.また現代における手仕事の意味を考える.最後に,実存主義以後のポストモダンの思想を検討し,ポストモダンのゆくえを考える. |
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キーワード |
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知,現代,ポストモダン |
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先行科目 |
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人間と生命 |
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関連科目 |
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人間と生命 |
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到達目標 |
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近代や現代の思想を踏まえた上で,現代社会を規定している近代合理性や近代の科学知の本質を理解し,その問題点を自分で考えることができる. |
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授業の計画 |
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1. | はじめに―授業全体の説明 |
2. | ポストモダンと倫理 |
3. | 近代合理性を超えるために |
4. | ヘーゲル・マルクス・キェルケゴール |
5. | ニーチェとニヒリズム |
6. | リベラリズムの光と影 |
7. | リベラリズムとフェミニズム |
8. | 数学的世界の確立と理性の危機 |
9. | 科学の客観性と共同体 |
10. | 現代社会と手仕事道具 |
11. | 手仕事から開ける世界へのつながり |
12. | 実存主義の凋落と構造主義の台頭 |
13. | ポストモダンの陥穽 |
14. | 共同への欲求 |
15. | 終わりに―ポストモダンのゆくえ |
16. | 総括授業 |
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教科書 |
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石崎嘉彦他 『ポストモダン時代の倫理』 ナカニシヤ出版,2007年,1995円 |
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成績評価の方法 |
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学期末試験及び出席状況により総合的に評価する. |
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WEBページ |
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→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
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連絡先 |
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石田(2328, 088-656-7147, mishida@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
水曜日13∼14時 石田研究室(総合科学部1号館3階) |
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受講者へのメッセージ |
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現代世界を見渡す広い視野を養ってください.質問等は,メールでも受け付けます. |
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備考 |
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授業計画は一部変更があるかもしれません. |