2007年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群
EDB
ウェルネス総合演習 / Integrated Seminar on Wellness
ウェルネス総合演習 / Integrated Seminar on Wellness
教授・荒木 秀夫 2単位 後期 月(7・8) 工(化生)
スポーツにおける運動は,単なる身体的活動にとどまらず,心身の健康管理や,技術の向上,戦術の獲得といった文化的要因としての知的活動が求められる.本実習では,人間の身体的運動学習における反射,認知,筋制御の役割を,運動場面から学習するために,ボール操作(サッカー)を題材に,その理論と実践を絡めながら学習することを目的とする.
前半では,サッカーの技術(スキル)を学習する上で必要な,「コオーディネーショントレーニング」という欧米の一般的な神経系·スキルトレーニングに基づく実践方法を学習する.後半では,エリア,ブロック,チーム戦術といわれる戦術論の仕組みを理解し,その実践を行いながらサッカーを通しての戦術理論を学習する.特に後半では実際にグループごとの,チームに応じた創造的な戦術フォーメーションを作ることが課題となる.これらを通じて創造的な集団的スポーツ活動の理解を深める.
コオーディネーショントレーニング,サッカー
自らの身体の感覚を把握し,動きを調整する能力の方法を理解する
1.オリエンテーション
2.コオーディネーショントレーニング概論
3.基礎運動能力の測定とトレーニング
4.ロコモーションのトレーニング(体幹運動)
5.四肢協応運動
6.ボール操作運動1(ピッチ・キャッチ)
7.ボール操作運動2(キック・ストップ)
8.サッカーのための基礎運動
9.ボールパスとラン
10.ボールスキル1
11.ボールスキル2
12.戦術とゲーム1
13.戦術とゲーム1
14.トレーニングメニュー作成とゲーム1
15.トレーニングメニュー作成とゲーム1
適宜プリントを配布する.
平常点による評価
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