2007年度 徳島大学 共通教育 基礎科目群 |
EDB |
基礎化学実験 / Basic Chemistry Experiments |
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基礎化学実験 / Basic Chemistry Experiments |
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[旧カリキュラム] 授業科目名: 基礎化学, 分野: 基礎教育科目
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准教授・外輪 健一郎, 助教・倉科 昌, 非常勤講師・冨山 黎子, 林 陽子 2単位 後期 水(12:50∼16:05) 工(化2) |
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授業の目的 |
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化学実験を通じて,化学実験操作に慣れると同時に授業で学習した内容を深めること,および実験結果に基づいた結論の出し方,結果のまとめかたを身につけることを目的とする. |
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授業の概要 |
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陽イオンと種々の試薬との個別反応を観測し,陽イオンの性質を把握するとともに,定量実験を試みる.また,機器分析を利用して物理化学的実験や簡単な有機化学的実験を行う. |
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キーワード |
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化学実験 |
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到達目標 |
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1. | 定性·定量分析化学,物理化学,有機化学実験における基本的な化学実験を行うこと. |
2. | 定性·定量分析化学,物理化学,有機化学における基礎的な知識と原理を実験をとうして理解すること. |
3. | 実験についてレポートにまとめて報告すること. |
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授業の計画 |
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1. | 実験概要の解説,実験レポートの書き方.化学実験時の安全教育(試薬の性質と取り扱い). |
2. | 安全教育(危険対策·応急処置·実地教育を含む),定性実験における注意事項 |
3. | 陽イオンとNaOHとの反応と生成物の濃NaOH水に対する溶解性 |
4. | 陽イオンとNH3水との反応と生成物の濃NH3水に対する溶解性 |
5. | 陽イオンとH2S水との反応と生成物の酸とNH4Sxに対する溶解性 |
6. | 陽イオン(特にIII族陽イオン)の酸化還元反応 |
7. | III族陽イオンの分離 |
8. | 混合試料の分離定性実験 |
9. | 電子天秤の使い方とビュウレットとピペット容量補正 |
10. | 標準溶液の調整と中和滴定,酸化還元滴定実験を実施 |
11. | キレート滴定と天然水の硬度 |
12. | 濃度未知の試料の滴定による濃度決定を試験形式で行う |
13. | MnO4-イオンの吸収曲線,検量線を書き,未知試料の濃度決定. |
14. | 酢酸と炭酸の滴定曲線を作成し,酸解離指数を決定. |
15. | 有機定性反応とアセトアニリドの合成実験. |
16. | メチルオレンジの合成と変色域の測定. |
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教科書 |
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指定実験指導書,化学実験を安全に行うために (化学同人),続·化学実験を安全に行うために (化学同人) |
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成績評価の方法 |
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各実験のレポート,実験実技テストの結果を総合して評価する. |
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対象学生 |
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(工(化)2年) |
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WEBページ |
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→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
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連絡先 |
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外輪(化307, 088-656-4440, sotowa@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
月曜16:00から17:00,火曜16:00から17:00.このほかでも在室時は対応可能の場合あり.
倉科(化学棟516号室, 088-656-7418, kurasina@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
水曜日17:00~18:00
冨山(連絡先未登録)
林(連絡先未登録) |
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受講者へのメッセージ |
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実験はまず出席し,自分で実験を行い,結果を考え整理することが大事で,この点を重要視して下さい. ,予習復習を行ってください.12)-15)のテーマは3班に分けて実施する. |