2007年度 総合科学部 学部課程 — 1年(前期)
EDB
基礎ゼミナール(講読)
教授・川上 三郎 2単位
授業の目的
総論を参照すること.
授業の概要
第一次世界大戦の時,日本は中国の青島を拠点とするドイツ軍を攻撃して勝利を収め,5000人近くのドイツ兵が捕虜となって日本にやってきました.5年にもわたる収容所生活は彼ら自身に大きな影響を与えるものでしたが,一方では収容所のある地方との関わりから人的・文化的交流がありました.彼らの先進技術を取り込む試みもされています.これらのことを紹介しながら,皆さん方にも積極的に捕虜関係の事実を探ってもらいたいと考えています.
キーワード
第一世界大戦,ドイツ兵俘虜,俘虜収容所,捕虜
到達目標
総論を参照すること.
授業の計画
1.授業概要,教科書の紹介
2.歴史的背景
3.ドイツ兵俘虜収容所設置
4.徳島俘虜収容所(1)
5.徳島俘虜収容所(2)
6.板東俘虜収容所(1)
7.板東俘虜収容所(2)
8.板東俘虜収容所(3)
9.捕虜を題材とする映画鑑賞
10.収容所所長と所員について
11.捕虜たちの活動(1)
12.捕虜たちの活動(2)
13.地域住民との交流
14.日本社会への影響
15.まとめ
16.発表
成績評価の方法
総論を参照すること.
対象学生
学部1年
教科書
「どこにいようと,そこがドイツだ」鳴門市
参考資料
随時配布する
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
川上(656-7141, kawakami@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 水曜日10時30分∼14時