2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース アジア研究サブコース 学部課程 — 2年
EDB
アジア史研究II
准教授・荒武 達朗 2単位
授業の目的
中国の明清時代(14世紀-19世紀)地域社会の様態を様々な角度から考察,その事を通じて中国近代史の基本像を理解し,歴史「学」の面白さに触れる.
授業の概要
中国の明清時代(14世紀-19世紀)地域社会に生きる人々
受講者へのメッセージ
授業中の睡眠,携帯電話の使用など不快な行為は認めない. 中国近世史·中国語に関する知識の有無は問わない.歴史が好きだという諸君にお勧めできるものと自負している. また03,04年度後期「アジア地域交流史」(荒武担当分)に興味を覚えた学生は,その時代の中国についてさらに細部にまで踏み込んだ講義をするので参加されるとよい.
到達目標
中国近世史の面白さを知る事.事象を多角的に分析する姿勢を身につける事.
授業の計画
1.私の属する最小の組織:家族について
2.家族の生きる世界:村落について
3.商売と情報交換の場,村落群の結節点:マーケットタウン「鎮」について
4.御役人の御座す処:県城と県について
5.地域と国家
成績評価の方法
小テスト40点,レポートによる評価60点.授業態度は評価を受ける前提.
教科書
教科書は無い.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
荒武(2312, 088-656-7148, aratake@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 毎朝8:20から8:35まで.早起き励行.早起きできない諸君は事前にメールかメモでアポを取ること.
備考
「三年一回開講」につき「今年度開講せず」