2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース アジア研究サブコース 学部課程 — 2年
2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース 日本文化研究サブコース 学部課程 — 2年
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 歴史·社会サブコース 学部課程 — 2年
EDB
アジア社会研究II
教授・葭森 健介 2単位
授業の目的
現代社会が抱える諸問題をアジア・アフリカの視点から理解し,将来の日本・世界のあり方を考えさせる.
授業の概要
アジア・アフリカの現代を理解するためアジアで作られた映画を取り上げ,映画の中に表現されたアジア社会の構造とそれを取り巻く世界情勢について解説し,平和とは何かを考えてもらう.取り上げる映画はシラバスに記す4本を予定しているが,場合によっては変更もあり得る.
キーワード
近現代アジア社会,東西冷戦,大国の利害,民族対立,格差社会
受講者へのメッセージ
授業では映画を教材に使う.それぞれについて提出してもらうレポートと討論を組み入れるので,授業への積極的な参加を促したい.また,取り上げる映画は授業の展開に応じて変更することもある.
到達目標
世界に目を向け人類の未来を考える
授業の計画
1.近現代史の中のアジア
2.中国映画「活きる」①-現代史をしたたかに活きる庶民
3.中国映画「活きる」②-政治と庶民生活
4.アジア社会における権力と民衆
5.韓国映画「大統領の理髪師」①-半島の分断と韓国・朝鮮
6.韓国映画「大統領の理髪師」②-軍事独裁と民衆
7.東西対立の中でのアジア
8.映画「あの子を探して」①-中国の経済成長と地域格差
9.映画「あの子を探して」②-中国の格差社会と教育問題
10.グローバリズムの中のアジア
11.イラク映画「亀も空を飛ぶ」①-現代史の中のイラク・クルド人
12.イラク映画「亀も空を飛ぶ」②-戦争と背中合わせに活きる子供達
13.民族対立・大国のエゴとアジア
14.世界の中で平和と幸福を考える
15.歴史の中の今を活きるとは
16.総括
成績評価の方法
レポートと授業での討論の発言を総合して採点する
対象学生
2・3年生
教科書
高校の時の歴史の教科書を持ってきてください
参考資料
授業で配布しますので,なくさないでください
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
葭森(アジア史研究室, 088-656-7156, yosimori@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 水曜日 12:30∼13:30
未定
 オフィスアワー: なし.
備考
20年度開講ぜず