2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース アジア研究サブコース 学部課程 — 2年(通年)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース 日本文化研究サブコース 学部課程 — 2年(通年)
EDB
朝鮮語
非常勤講師 4単位
授業の目的
韓国語の基礎を学ぶ.韓国語の文字と発音,語彙,文法の基礎を獲得する.発音の練習も重視し,簡単な表現であっても,初級の段階から実践的に表現しうる能力を養う.日本語を知るものこそが味わえる,日本語との対照言語学的な観点からの面白さも満喫したい.また韓国語をとりまく韓国の文化についても学ぶ.聞く,話す,読む,書くの4技能の総合的学習を通じ,コミュニケーション能力を養成する.真摯にして明るく楽しい授業を目指す.
授業の概要
前期;文字と発音の基礎に続き,基本的なあいさつ表現,基礎語彙,基本的な助詞,用言の活用の基礎を学び,自己紹介の表現をはじめ,実践的な表現を獲得する.待遇法のうち,丁寧な文体を学ぶ. 後期;前期で学習した基礎の上に,用言の活用の様々なタイプに習熟し,尊敬形や過去形,また用言の終止形に加えて,接続形などの諸形といった文法を学ぶ.加えて,基礎的な語彙力の拡充をはかり,実践的な表現力を養う.「読む」,「書く」技能に中心を置く.
キーワード
韓国語,コリア語,朝鮮語
受講者へのメッセージ
初回の授業は極めて重要である.第一回目の授業には必ず出席すること. 毎回の授業が楽しみになるように,ことばを楽しく学びたい.そしてことばを身につける喜びを味わいたい.
到達目標
文字と発音の基礎を獲得し,簡単なあいさつや自己紹介の表現を習得する.
授業の計画
1.序章:韓国語とはどんなことば?(前期) 文字と発音の復習.歌で学ぶ(後期)
2.1課:単母音(前期) あいさつ表現,尋ねる表現,自己紹介の表現,否定の表現の復習(後期)
3.1課:半母音と二重母音.歌で発音を学ぶ(前期) 用言の活用の復習.歌で学ぶ(期)
4.2課:初声の子音(1)(前期) 11課:〈明日の午後,時間ありますか〉約束する(後期)
5.2課:初声の子音(2).歌で発音を学ぶ(前期) 11課:〈明日の午後,時間ありますか〉確認する.同意を求める(後期)
6.3課:終声の子音(1)(前期) 歌で学ぶ(後期)
7.3課:終声の子音(2).歌で発音を学ぶ(前期) 12課:〈授業に出られず,申し訳ございません〉E-mailの書き方(後期)
8.4課:〈こんにちは〉 さようなら.あいさつことば(前期) 12課:〈授業に出られず,申し訳ございません〉お詫びをする(後期)
9.5課:〈韓国の方でいらっしゃいますか〉尋ねる.はい.いいえ.応答する(前期) 13課:〈留学生のパーティーに先生もいらっしゃいますか〉尊敬表現を用いる(後期)
10.ドラマで学ぶ(前期) 13課:〈留学生のパーティーに先生もいらっしゃいますか〉尊敬表現を用いる(後期)
11.6課:〈私はキム・ソグと申します〉自己紹介をする.名前をハングルで書く(前期) 映画で学ぶ(後期)
12.7課:〈あの,大学はどちらでいらっしゃいますか〉あいづちを打つ.聞き返す(前期) 14課:〈海辺のカフェで夕食でも食べましょうか〉勧誘する(後期).
13.9課:〈今日は私の誕生日ではありませんよ〉否定する(前期) 14課:〈海辺のカフェで夕食でも食べましょうか〉接続形を用いる(後期)
14.10課:用言の活用(前期) 15課:〈週末の韓国語の勉強,いかがでしたか〉過去を述べる(後期)
15.テスト(前期) テスト(後期)
16.映画で学ぶ(前期) ドラマで学ぶ(後期)
成績評価の方法
授業への参加度,日常の学習態度,小テスト,試験成績により総合的に評価する.
教科書
野間秀樹·村田寛·金珍娥 共著『Campus Corean はばたけ! 韓国語』(朝日出版社)
参考資料
野間秀樹·村田寛·金珍娥 共著『ぷち韓国語』(朝日出版社)
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