2007年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 学部課程 — 3年(後期) 2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 学部課程 — 3年(後期) |
EDB |
実用フランス語演習II (その2) |
准教授・山口 裕之 2単位 |
授業の目的 |
たとえば就職活動で面接を受けたときに,「私は大学で少々フランス語をやっていました」などと言ったら,「じゃ,なんかしゃべってみて」と言われるのは必定です.そのときに,ちょっと愁いを帯びた感じで,"Il pleure dans mon coeur, comme il pleut sur la ville・・・"などと言ってみましょう.感心されること請け合いです.また,我々が小中学校で古典の名文を暗唱するのと同じように,フランス人もフランスの名文を暗唱するようです.それで,フランス人と会う機会があったら,こちらが一つ二つ暗唱してやると喜びます.そこから話が弾んだりするかもしれません.というわけで,フランス語の名文をいくつか覚えておくことは大変に実用的だと思います.なるべくいろいろな構文の典型になるような文章を選んで覚えるようにします.そうすると,自分がしゃべるときに雛形になりますから,次の言葉が出てきやすくなると思います.もちろん,発音の練習としても最適.というわけで,フランス語の名文と言われるものをいくつか暗唱します.(当然,理解したうえで). |
授業の概要 |
実用フランス語(読解,発音,暗唱) |
キーワード |
フランス語 |
先行科目 |
実用フランス語演習I (その1),実用フランス語演習I (その2) |
関連科目 |
実用フランス語演習III (その1),実用フランス語演習III (その2) |
受講者へのメッセージ |
全学共通教育のフランス語(2)を履修したか,それと同程度の知識を持っていることが必要です.(少なくとも辞書があればそれほど難解ではないフランス語が訳せるという程度).ただし,実用フランス語Iは履修済みでなくてもよい. |
到達目標 |
フランス語の文章や詩の一節をいくつかすらすらと暗唱することができる.フランス語の歌をいくつか歌うことができる.フランス語の文章を聞いて書き取ることができる.フランス語の文章を読んで意味を理解することができる. |
授業の計画 |
小説,哲学,詩など,名文と言われるようなフランス語の一節を読み,理解し,発音の練習を兼ねて暗唱します.フランス語の歌を歌う,フランス語を聞いて書き取るなどの練習もします. |
成績評価の方法 |
授業中にそのときの課題をきちんとこなしているか,宿題の提出状況,暗唱のテスト,学期末テスト.以上を総合的に判断します. |
対象学生 |
3年次 |
教科書 |
コピーを配布します. |
WEBページ |
→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
連絡先 |
山口(総合科学部1号館南棟2F, 088-656-7615, yamaguti@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
火曜10:30∼11:30 |