2007年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 言語表現サブコース 学部課程 — 3年(前期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 言語コミュニケーションサブコース 学部課程 — 3年(前期)
EDB
ドイツ語基本研究 (その1)
教授・川上 三郎 2単位
授業の目的
ドイツ語について認識を深めるために,周辺の言語やドイツ語の歴史について学習し,また現代ドイツ語の語彙や意味論的な考察を行う.
授業の概要
ドイツ語は,系統的には英語と同じ西ゲルマン語に属し,文法·語彙などの面で多くの共通性を持つ.英語がフランス語の影響を強く受けるなどをして,独自の発達を遂げたのに対し,ドイツ語は古い時代の特徴を保存しながら,また別の変化の道をたどった.ここでは,このドイツ語の特徴について認識を深めるために,現代ドイツ語の文法と語彙についての研究を行うだけでなく,ドイツ語史についても学習する.
キーワード
ドイツ語史,語彙論,音韻論
到達目標
ドイツ語の語彙,文法および歴史についての理解を深めるとともに,ドイツ語の読解力を高める.
授業の計画
1.ガイダンス,つづりと発音
2.世界の言語とドイツ語
3.ドイツ語と周辺の言語(1)
4.ドイツ語と周辺の言語(2)
5.ドイツ語史(1)インドヨーロッパ語族
6.ドイツ語史(2)ゲルマン語
7.ドイツ語史(3)古代のドイツ語
8.ドイツ語史(4)中世のドイツ語
9.ドイツ語史(5)近代から現代のドイツ語
10.ドイツ語史(6)近代から現代のドイツ語
11.ドイツ語の音声,母音(1)
12.ドイツ語の音声,母音(2)
13.ドイツ語の音声,子音(1)
14.ドイツ語の音声,子音(2)
15.レポート作成上の注意
16.まとめ
成績評価の方法
授業中の発表とレポートを元に評価する.
教科書
教材はプリントを随時配布する.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
川上(656-7141, kawakami@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 水曜日 10時30分∼14時