2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 学部課程 — 3年(後期) |
EDB |
国際文化ゼミナール (その2) |
教授・吉田 昌市 2単位 |
授業の目的 |
ゼミナールという授業の性格から考えて,担当教師の専門や関心のありかを紹介して,それに興味のある学生諸君にこのゼミナールを受講してもらうのが本来でしょう. サブコースでいうと「哲学·思想」ということですが,なかでもわたしが専門としているのは古代ギリシアの哲学で,特にプラトンやプロティノスを読んでいます. それ以外に興味があり,少しは勉強もしたものといえば,新·旧約聖書,言葉をかえると,古代イスラエルの宗教思想やキリスト教思想ということになり,それとの比較という点から,仏教の思想にも関心をもっています. さらに関心のある哲学者の名前を挙げると,中世ではアウグスティヌス,アンセルムス,トマス·アクィナス,近世ヨーロッパではスピノザ,ライプニッツやフィヒテ,シェリングなどということになります. しかし,哲学というのは,本来,何でも屋というか欲張りなところがある学問で,思想的な問題であれば,何であれそれに取り組み,勉強を始めるという意欲は,わたしも持っているつもりです. そうした点からすれば,諸君に何か思想的な興味があれば,それを一緒に勉強することもできるわけで,上に挙げた分野や哲学者の名前にはこだわらずに,哲学や思想に関心のある諸君が広く受講してくれれば,わたしとしても嬉しく思います. なお,国際文化ゼミナール(総論)の[目的]の部分も読んでください. |
授業の概要 |
哲学·思想分野のゼミナール |
キーワード |
正攻法,ゆっくり急げ |
受講者へのメッセージ |
国際文化ゼミナール(総論)の[注意]の部分を参照のこと. 平成13年度以降に入学した学生が対象です. |
到達目標 |
「総論」を参照. |
授業の計画 |
1. | ゼミナールの具体的テーマや授業の計画は,受講生諸君の実際の希望を聞いてから決定します. |
2. | 授業は15週行い,16週目は成績評価と評価の講評にあてる. |
|
成績評価の方法 |
ゼミに対する取り組みの姿勢によって評価する.もちろん,口頭発表やレポートも評価の対象になります. |
対象学生 |
3,4年次生 |
教科書 |
受講者と相談の上決定します. |
WEBページ |
http://www.ias.tokushima-u.ac.jp/tetsugak/tetsugakuhp.html →コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
連絡先 |
吉田(1230, 088-656-7150, shoichi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
吉田昌市:水曜12時から13時 |
備考 |
2007年度後期 |