2007年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 言語表現サブコース 学部課程 — 3年(前期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 文化情報サブコース 学部課程 — 3年(前期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 哲学·思想サブコース 学部課程 — 3年(前期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 歴史·社会サブコース 学部課程 — 3年(前期)
EDB
ドイツ語圏文化論 (その1)
教授・桂 修治 2単位
授業の目的
ドイツの人々の生活や社会に関するいくつかのテーマをとりあげ,これらを媒介として,幅広い文化現象に関る各自の問題意識を培うこと.
授業の概要
ドイツについて学ぶ手がかりとなるような,いくつかのトピックを取り上げ,日本の状況とも比較しながら,その歴史的·文化的背景を考えます希望によっては,ドイツの人々との交流(電子メールなど)やドイツの状況の視察なども組み入れることも可能です.
キーワード
ドイツ語圏の文化を知る
受講者へのメッセージ
この授業では,ドイツ語の知識は前提としません(もちろん,片言でも出来れば申し分ありません).異なる文化に触れるとき,自分の生活圏でこれまで当たり前だと思って気にとめていなかったことが,大きな問題になってきたりすることがあります.受講者には,このような問題に積極的に取り組む姿勢を求めたいと思います.参考書だけでなく日本語や英語のウェブサイトも有効な調査手段です(授業で詳しく紹介します).
到達目標
現代ドイツの社会についての概要を知り,さらに関心を展開して行く足がかりを得る.異文化を知り,自国の文化についての新たな観点を獲得する.
授業の計画
1.導入·文献や資料の紹介
2.ドイツってどんなところ?「ドイツ人」とは何か?
3.ドイツの都市を知る
4.ドイツの連邦制について
5.ドイツの都市文化の特色
6.ディスカッション及び参加者による研究発表(1)
7.ドイツの戦後史概略(1) 終戦から東西ドイツ国家の成立まで
8.ドイツの戦後史概略(2) 東西両ドイツ国家の展開
9.ドイツにおける環境保護とその歴史
10.ディスカッション及び参加者による研究発表(2)
11.ドイツの教育制度を知る
12.ドイツの学校と大学
13.ドイツとの交流について
14.ドイツの戦後史(3) ベルリンの壁崩壊から16年 - ドイツの政治の歴史と現状
15.ディスカッション及び参加者による研究発表(3)
16.前期授業のまとめ(レポート提出)
成績評価の方法
出席,授業での発表,レポートを総合して行ないます.
教科書
プリントを配布します.教科書や参考書の指定はありませんが,手に入りやすい参考書として次のものを推薦します.その他,授業で紹介します.,大西健夫/U.リンス編:ドイツの政治(早稲田大学出版部),大西健夫/U.リンス編:ドイツの経済(早稲田大学出版部),大西健夫/U.リンス編:ドイツの社会(早稲田大学出版部),天野正治他:ドイツの教育(東信堂),在間進·河合節子:現代ドイツ情報ハンドブック(三修社)
WEBページ
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