2007年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 言語表現サブコース 学部課程 — 2年(後期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 文化情報サブコース 学部課程 — 2年(後期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 哲学·思想サブコース 学部課程 — 2年(後期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 歴史·社会サブコース 学部課程 — 2年(後期)
EDB
ドイツの社会と文化 (その2)
講師・ヘルベルト ウォルフガング 2単位
授業の目的
授業の目的は社会学的な想像力を身につける事.ドイツ オーストリーの社会問題と趨勢を取り上げる.ライフスタイル,価値観の多様化,若者文化,外国人排斥思想,高齢化問題,オーストリー.ドイツの社会学的,文化的に興味深い事象を紹介します.
授業の概要
ドイツ,オーストリアの社会の時事問題
受講者へのメッセージ
受講者にレポートを発表させます.
到達目標
様様な社会的なテーマ,問題について好奇心を持つようになり,視野を広げること.
授業の計画
1.ドイツとオーストリーの相違と特徴
2.オーストリーの歴史,ケルト人,ローマ時代から十九世紀まで
3.20.21世紀のオーストリー:政治,経済,社会,文化
4.オーストリーとEUにおける移民政策
5.EUと回教:イスラム教徒の移民/市民をどう受け入れるのか.
6.世俗化したドイツ,オーストリーにおける宗教
7.若い世代と宗教:精神世界,ニューエイジ思想,折衷主義
8.ドイツ社会と東洋思想:インド哲学,仏教,禅との出会い
9.bodycult と bodyart/bodyplay: 身体変更/改造,リストカット症候群,体の社会学
10.高齢社会,その問題と課題
11.西洋哲学での生と死の見方
12.安楽死をめぐって
13.ホスピス,その歴史と理念
14.緩和ケア,特にスピリチャルケアについて
15.Ken Wilber:トランスパーソナル心理学と社会学,人間社会の一つの未来像
16.纏めと質疑応答
成績評価の方法
出席,レポート,発表,授業への取り組み状況などをもとに総合的に評価する
教科書
教科書,教材は要りません.参考書は授業を進めながら推薦します.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
ヘルベルト(088-656-7145, wolf@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 水曜日16.30h-17.30h,ヘルベルト研究室,総合科学部1号館中棟2階
備考
授業は日本語で行われます.