2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 哲学·思想サブコース 学部課程 — 2年(後期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 文化情報サブコース 学部課程 — 2年(後期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 歴史·社会サブコース 学部課程 — 2年(後期)
EDB
哲学思想基本研究I (その2)
准教授・山口 裕之 2単位
授業の目的
道徳学説・倫理学説にはさまざまな流れがあるが,現在の主要な潮流をなしているのはカント主義と功利主義であろう.この授業では,前期に学んだカント主義,功利主義,道徳感情論についての基本的学説を参考として,関連する倫理学の文献を読み,「そもそも倫理とは何か」というところにまで踏み込んで考察を進める.
授業の概要
道徳哲学上重要な文献や関連する研究文献をなるべくたくさん読み,授業時間中には担当者が勉強してきたこと(文献の内容や問題点,疑問点など)を報告してもらう.それをもとに議論を行う.
キーワード
科学と哲学,哲学,倫理学
先行科目
人間と生命,自然と技術,人間と生命,哲学思想基本研究I (その1)
関連科目
ヨーロッパ思想研究
受講者へのメッセージ
たくさん本を読むこと.毎回の授業で,関連する文献を紹介します.また,研究書の巻末には参考文献が掲載されています.それらを入手し,読み,報告すること.一ヶ月にどんなに少なくとも1冊,できれば週に1冊のペースで読むこと.
到達目標
自ら哲学的に思考する技術を身に付ける.
授業の計画
毎回の授業までに担当の文献を読んできて,授業ではその内容や疑問点,問題点などについて報告すること.その報告をもとに議論します.
成績評価の方法
担当を分担して報告すること,3分の1以上の欠席をしないことが必要条件.報告の内容や発表の様子,議論への参加,学期末のレポートで総合的に成績評価する.
教科書
石田三千雄編『科学技術と倫理』ナカニシヤ,その他必要に応じて授業中に指示する.
WEBページ
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連絡先
山口(総合科学部1号館南棟2F, 088-656-7615, yamaguti@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 火曜日10:30∼11:30