2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース 日本文化研究サブコース 学部課程 — 2年(前期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 歴史·社会サブコース 学部課程 — 2年(前期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 文化情報サブコース 学部課程 — 2年(前期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 哲学·思想サブコース 学部課程 — 2年(前期)
EDB
ヨーロッパ歴史·社会論II
准教授・長井 伸仁 2単位
授業の目的
19世紀フランスの政治および社会について,現在の視点から重要と思われる事柄をいくつか取り上げて考察する.
授業の概要
フランス近代史の諸問題
キーワード
史学
先行科目
ヨーロッパ社会研究II
受講者へのメッセージ
フランス語の知識は不要.授業は基本的に講義形式.受講に際しては,歴史的な知識や研究手法を身につけるだけでなく,それらにどのような意義があるのかを考えるよう心がけてほしい.
到達目標
1.問題意識の涵養
2.研究手法の基本的な理解
3.主題についての歴史的な知識の習得
4.応用のための思考力の養成(たとえば,今日の日本でどのような意味を持つのか考えてみる)
授業の計画
1.イントロダクション
2.民主政(1):政治の民主化
3.民主政(2):社会的共和国
4.民主政(3):反議会主義
5.国民共同体(1):地域的多様性
6.国民共同体(2):国民統合
7.国民共同体(3):外国人と移民
8.宗教とライシテ(1):カトリシズム
9.宗教とライシテ(2):世俗的共和国
10.宗教とライシテ(3):政治文化
11.歴史(1):歴史のための闘い
12.歴史(2):歴史教育の現在
成績評価の方法
平常点(授業への取り組みなど)と期末テストもしくはレポートの得点をもとに評価する.
教科書
教材は,プリントのかたちで配布する.
参考資料
谷川稔·渡辺和行編『近代フランスの歴史』ミネルヴァ書房,2006年.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
長井(3116-2, )
 オフィスアワー: 水曜11時50分-12時50分
備考
この授業は隔年開講であり,平成19年度は開講しない.