2007年度 総合科学部 人間社会学科 マルチメディアコース 学部課程 — 2年(後期)
EDB
美術概論
徳島県立近代美術館 非常勤講師・江川 佳秀, 平木 美鶴 2単位
授業の目的
日本美術を基準として,日本美術と東洋美術あるいは西洋美術との関係にふれながら,絵画,彫刻,工芸,建築等の事例を取り上げて具体的に論じつつ,その背後にある文化思想の特性を浮き彫りにする.
授業の概要
美術文化思想
キーワード
美術,芸術,文化思想
関連科目
美術史特講現代絵画論造形表現基礎
受講者へのメッセージ
1∼2回程度,徳島県立近代美術館の特別展に足を運び,実際の作品を前に授業を行う.(現地集合.土曜日または日曜日に授業を振り替えて実施する.)
到達目標
美術に対する基本的な知識と理解力を身につける.
授業の計画
1.美術とは何か(他の芸術領域との境界線)
2.美術とは何か(「美術」という用語が誕生する前と後の美術)
3.美術作品とどう向き合うか?(主観的な見方と歴史資料としての見方)
4.美術を読み解く約束事1(日本美術の場合・画題)
5.美術を読み解く約束事2(日本美術の場合・時代の流行)
6.美術を読み解く約束事3(東洋美術の場合)
7.美術を読み解く約束事4(西洋美術の場合)
8.アジアの中の日本美術,世界の中の日本美術
9.実際の作品を前にして1(徳島県立近代美術館・百花繚乱展(仮称))
10.徳島県立近代美術館の特別展の解説と鑑賞
11.徳島県立近代美術館の特別展の解説と鑑賞
12.実際の作品を前にして2(徳島県立近代美術館・社会とアート展(仮称))
13.徳島県立近代美術館の特別展の解説と鑑賞
14.まとめ
成績評価の方法
試験またはレポート.ただし出席点も若干加味する.
対象学生
2年生より開講コースの学生及び同学科の学生
教科書
教科書は,使用しない.参考資料,参考図書の情報は,授業時間中に指示する.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
平木(103, 088-656-7167, hiraki@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 火曜日11:50∼12:50
備考
本年度開講する.隔年講義である.