2007年度 総合科学部 人間社会学科 地域システムコース 学部課程 — 3年(後期) 2007年度 総合科学部 学部課程 教職に関する科目 — 3年(後期) |
| EDB |
| 教育行政研究 |
| 非常勤講師・岩永 定 2単位 |
| 授業の目的 |
| 教育現象を,教授-学習関係というミクロな視点からだけではなく,社会的(政策,行政,法・制度等)な文脈に位置づけて把握するというマクロな視点の獲得を目指します. |
| 授業の概要 |
| 国民の「教育を受ける権利」の保障を使命とする教職員には,教育関係法令の理解と遵守が求められています.この講義では,①公教育が基盤としている法と行政に関する基本的知識,②法理念の実現のためにとられている教育制度の概要と学校経営の構造,③現代の教育改革の動向と具体的内容について触れる. |
| 受講者へのメッセージ |
| 教育(小)六法を持参することが望ましい. |
| 到達目標 |
| 1. | 教育法と行政の基本について理解し,説明できる.主要な法令については,その条文内容を理解している. |
| 2. | 教育制度の基本的構造について,その法的根拠とともに説明できる. |
| 3. | 今日の教育改革の動向について,その背景と意義,問題点について説明できる.また,改革の方針·内容についてもその概要を理解している. |
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| 授業の計画 |
| 1. | 教育法の原理と構造:①法の存在形式(法源),②憲法·教育基本法の理念,③条約に見る現代公教育の理念 |
| 2. | 教育制度と行政·経営:①学校制度と義務就学,②学校の管理·運営,教育課程,④生徒指導,⑤学校の保健·衛生·安全,⑥教育委員会制度,⑦教職員法制 |
| 3. | 教育改革の動向:①新自由主義と地方分権,②学校の自律性の確率,③学校と家庭·地域の連携,④学校評価とアカウンタビリティ |
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| 成績評価の方法 |
| 平常点(出席状況)20%,期末試験80%の総合点で評価します. |
| 対象学生 |
| 3年生.他学部,他大学学生も履修可能 |
| 教科書 |
| 参考書等 教育六法(平成19年版,三省堂) |
| WEBページ |
| →コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
| 連絡先 |
Tel:687-6255,ただし留守の場合が多いので,メールによる質問を勧めます.
iwanaga@naruto-u.ac.jp,自宅でも可能なので時間帯は問いません. |