2007年度 総合科学部 人間社会学科 地域システムコース 地域情報サブコース 学部課程 — 2年(後期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 地域システムコース 地域社会サブコース 学部課程 — 2年(後期)
EDB
自然地理学研究 -吉野川流域の地形環境と自然災害-
非常勤講師・古田 昇, 教授・平井 松午 2単位
授業の目的
吉野川流域の豊かで多様な自然環境と人々との関わりを,他地域と比較しながら考えるとともに,自然災害の履歴や減災に向けたプランの検討を行う.
授業の概要
河川がつくる地形・地形形成過程をもとに地形環境の多様性を述べる.
キーワード
地理学,河川環境,災害,吉野川
受講者へのメッセージ
この授業科目は,教員免許取得(中学校·社会/高校·地歴)のための科目でもある.平成19・20年度は開講予定であるが,平成21年度は開講しないため,受講に際しては注意を要す.
到達目標
地形環境とその歴史的変化を理解し,将来の生活へ活かす.
授業の計画
1.授業にあたってのガイダンス
2.吉野川を知っていますか?
3.四国,吉野川の地理的概要
4.河川がつくる地形,河川により変化する地形
5.吉野川中・上流部の山地と河川
6.中・上流域の自然環境を活かした生活
7.吉野川下流部の地形環境
8.吉野川下流部における自然堤防の発達(現地見学を含む)
9.吉野川下流域における沖積平野の形成(現地見学を含む)
10.河川と海洋との接点
11.自然災害はなぜなくならないのか
12.被災のレベルに地域差が生まれるのは?
13.木も大切,森もなお大切
14.見えるもの,みえないもの
15.レポート・試験
16.授業のまとめ
成績評価の方法
講義内での小レポート,筆記試験,履修状況
教科書
教科書は使用しないが,必要に応じてプリントを配布する.参考図書については,随時紹介する.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
古田(連絡先未登録)
 オフィスアワー: 授業の前後の時間