2007年度 総合科学部 人間社会学科 法律経済コース 学部課程 — 3年(通年)
EDB
法律学演習I
講師・直井 義典 4単位
授業の目的
日本語で書かれた文章の分析作業によって得られた知見に基づいて民法判例を分析し,そこに見られる論理の当否について論理的に説明できるようにする.
授業の概要
法学の特質としては,法規定に依りながら論理を構築することによって問題を解決することが挙げられる.そこで前期は,記号論理学に関する書物を講読することで,論理的な日本語とはいかなるものなのかを理解していく.後期は前期に得られた知見を応用して判例を分析し,全員で議論する.
キーワード
論理,民法,判例
到達目標
1.社会事象について論理的な説明ができるようになること.
2.民法判例を分析できるようになること.
授業の計画
1.前期:記号論理学に基づく論理的文体の習得
2.後期:民法判例の分析
成績評価の方法
報告内容ならびに学年末のレポートによる.
教科書
野矢茂樹『論理トレーニング』(産業図書・2400円)
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
未定