2007年度 総合科学部 人間社会学科 人間行動コース 学部課程 — 2年(前期)
EDB
人間行動ゼミナール
教授・濱田 治良, 准教授・佐藤 健二, 教授・中安 紀美子, 的場 秀樹, 准教授・佐竹 昌之 2単位
授業の目的
コースに所属した2年生に対して,学生自身が興味を持つ人間行動に関する身近なテーマから,あるいは教官から提示される基礎的な文献資料によって,学生自らが参加して学ぶ力を養うことを目的とします.5人の担当教官ごとのゼミナール(1ゼミで11人程度)形式で授業が進められます.この授業は必修科目となっています.また,この科目の最初と最後の時間では,コース学生としての履修指導,生活指導等を行います.最初のガイダンスでは,2年次の履修指導や勉強の仕方を中心に行われ,13回目(7月17日,火)において後期からのサブコース所属についての説明と希望調査が行われます.必ず参加してください.
授業の概要
人間行動コースに所属する学生が人間行動に関することを少人数で主体的に学ぶ.
受講者へのメッセージ
このゼミナールはコース共通科目で必修となっている.
到達目標
少人数のゼミナール形式で,学生自らが選択した書籍や文献あるいは指定された書籍や文献を講読する能力を養う.
授業の計画
1.1. 2年生履修ガイダンス
2.2. ∼ 16. 各担当教官でゼミナール. ただし,13回目(7月17日,火)では後期からのサブコース所属のガイダンスおよび希望調査を行います.
3.○濱田治良:知覚心理学の英文の入門書を講読し,人間が外界を知覚することの意義を考察し,かつ,英文の読解力の向上を図ります.なお,専門的な知識等は必要ではありません.
4.○佐藤健二:テーマは,臨床心理学·社会心理学を中心として,広く関連領域における,興味深い現象,謎です.それについて,各自が資料(本,論文他)を調べて,発表してもらい,皆で議論します.
5.○中安紀美子: ケアリングの理論について文献学習をします.ケアリングは,連携・融合・相互成長に基づく対人援助の理論として,近年,看護学だけでなく教育学,心理学,哲学などにおいても注目されている概念です.
6.○的場秀樹;テーマは自分のからだとの対話です.からだとの対話は,寝ていたりいすに座ったままでは十分にはできません.運動やスポーツを実際に行い活動水準を上げることが必要です.そのような観点から,主に筋トレを通して,からだと対話したいと考えています.
7.○佐竹昌之:テーマとして「オリンピズム」を取りあげます.これは,スポーツによって健全な心と体を調和的に育成し,平和に貢献しようという考えです.オリンピック憲章を読みながら,興味のあるテーマについて掘り下げていこうと思います.
成績評価の方法
教員ごとに評価する.
教科書
教員が適宜授業の中で示す.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
濱田(3S02, 088-656-7195, hamada@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 授業が終わった後で各指導教官まで
佐藤(3S05, 088-656-7202, satoken@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 授業が終わった後で各指導教員まで
中安(3118-2, 088-656-7204, nakayasu@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 授業が終わった後で各指導教官まで
的場(3114, 088-656-7208, matoba@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 授業が終わった後で各指導教官まで
佐竹(3119, 088-656-7212, satake@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 火曜日:16時30分∼17時30分