2007年度 総合科学部 人間社会学科 人間行動コース ウェルネス行動科学サブコース 学部課程 — 3年(前期) 2007年度 総合科学部 人間社会学科 人間行動コース 心理学サブコース 学部課程 — 3年(前期) |
| EDB |
| 運動処方論 |
| 教授・小原 繁 2単位 |
| 授業の目的 |
| 身体の仕組みを学びつつ,健康の保持増進のための運動のあり方について講義を行います.運動は両刃の剣であり,使い方によっては毒にも薬にもなります.薬の処方では服用する薬の量やタイミングが大事ですが,運動の処方も同じで運動の強さと時間が重要です.この様なことについて学んでゆきます. |
| 授業の概要 |
| 体力と健康という概念を確認して,運動による健康の維持·増進について具体的な方法を学んでいきます.特に運動の強度と身体の反応との関係を学習しながら,日常生活での健康の維持·増進について議論していきます. |
| 受講者へのメッセージ |
| 授業の内容は自然科学的なものになりますが,理科系の科目に対して得意でなくても,苦手意識を持っていなければ大丈夫です. |
| 到達目標 |
| 1. | 1.健康と体力の関連を理解する. |
| 2. | 2.運動強度の表し方を理解する. |
| 3. | 3.一過性の運動による身体の反応を理解する. |
| 4. | 4.トレーニング効果としての身体の反応を理解する. |
| 5. | 5.運動によるエネルギー消費量の算出方法を理解する. |
| 6. | 6.加齢による身体機能の変化を理解する. |
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| 授業の計画 |
| 1. | 健康·体力とは何か? |
| 2. | 競技スポーツと健康のための運動はどのように違うのか? |
| 3. | 運動処方とは何か? |
| 4. | (A)運動強度 |
| 5. | (B)運動持続時間 |
| 6. | (C)運動の頻度(一週間当たりの頻度) |
| 7. | 疾病と運動との関わり·中間試験 |
| 8. | 運動強度と身体の反応(一過性の反応) |
| 9. | 運動継続に伴う身体の変化(トレーニング効果) |
| 10. | エネルギー消費量の求め方 |
| 11. | 老化に伴う身体の変化(1) |
| 12. | 老化に伴う身体の変化(2) |
| 13. | 子どもの身体·体格と体力について |
| 14. | Wellness(Quality of Life: QOL)を求めて |
| 15. | 実習による理論の確認 |
| 16. | 最終筆記試験 |
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| 成績評価の方法 |
| 中間テストと最終テストにより評価します. |
| 教科書 |
| 教科書は使わずに資料を中心にして授業を進めます. |
| 参考資料 |
| 必要に応じてスライドを見せたり,資料を配付したりします. |
| WEBページ |
| →コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
| 連絡先 |
小原(088-656-7213, obara@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
水曜日 午後5時から6時まで |