2007年度 総合科学部 人間社会学科 人間行動コース ウェルネス行動科学サブコース 学部課程 — 3年(前期) 2007年度 総合科学部 人間社会学科 人間行動コース 心理学サブコース 学部課程 — 3年(前期) |
EDB |
学校救急処置 |
教授・野村 昌弘 2単位 |
授業の目的 |
児童生徒の健康管理と主に学校現場で必要とされる救急処置·応急処置に必要な理論と対処法を習得させる.また,学校で行われる救急処置は,児童生徒の主訴および症状を的確に判断し,その判断に基づいて受診の要否,救急処置,看護を行うことになる.そのため,学齢期に多い主訴および症状について発症のメカニズムと救急処置についても理解することが必要である. 養護教諭は内服薬の投与は行わないが,健康教育を行う必要上,「家庭常備薬」および青少年に浸透している「覚せい剤などの薬物」,さらに外科的救急処置に用いる「一般的な外用薬」の薬理作用についても習得させる. |
授業の概要 |
学校での救急処置法を学ぶ. |
到達目標 |
1. | ·バイタルサインのチェックの習得 |
2. | ·救急処置法の習得 |
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授業の計画 |
1. | 1)傷病者の観察,バイタルサイン |
2. | 2)意識障害,ショック |
3. | 3)止血,救急蘇生の理論と実際 |
4. | 4)救急処置総論:外科的侵襲と生体反応,創傷治癒,損傷,感染と炎症 |
5. | 5)救急処置各論:熱傷,日射病,凍傷,食中毒,服毒,一酸化炭素中毒の判断と処 置,頭部·眼·耳·歯部の外傷および捻挫·脱臼·骨折の判断と処置 |
6. | 6)対症処置各論:頭痛,発熱,腹熱,便秘,下痢,悪寒·嘔吐,咳,鼻汁,呼吸困 難,意識障害,貧血のメカニズムと処置 |
7. | 7)医療的ケア:咽頭より手前の吸引,経営栄養,自己導尿の補助 |
8. | 8)外科的救急薬品,家庭用内服常備薬,覚せい剤などの薬物についての薬理作用,副 作用,安全性,乱用と依存,薬物アレルギー,毒性などの基礎理論と取り扱い |
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成績評価の方法 |
講義の出席状況と試験 |
教科書 |
講義内に資料を提示する |
WEBページ |
→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
連絡先 |
野村(総合科学部1号館北棟3階, 088-656-6173, nomura@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) |