| 2007年度 総合科学部 自然システム学科 学部課程 — 1年(後期) |
| EDB |
| 生命システムの基礎II |
| 准教授・佐藤 高則 2単位 |
| 授業の目的 |
| 細菌からヒトを含む高等生物まで生命あるものは全て細胞を基本単位としており，生命とは何かを知るためにはまず細胞についてその基本構造を知ることから始める必要がある．細胞は多種多様な化学物質によって構成されており，生命現象は詳細に制御された化学反応の連鎖に基づいている．この授業では生命科学の基礎としての細胞とそれを構成する化学成分について学ぶ． |
| 授業の概要 |
| 細胞とその化学成分 |
| 先行科目 |
| 生命システムの基礎I |
| 受講者へのメッセージ |
| この授業は，自然システム学科共通科目です．小テストを実施しますので，出席してください．将来，生命·環境コースを希望する人は，必ず受講してください．また，教員免許(中学1種理科，高校1種理科)取得希望者は必ず受講してください．また，近年，受講態度の悪い学生が見受けられます．著しく受講態度の悪い者は不合格にする場合があります． |
| 到達目標 |
| 1. | ·細胞の構造や機能について，生物間の共通性や相違点が理解できる． |
| 2. | ·細胞を構成する生体高分子について，その構造や特性が理解できる． |
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| 授業の計画 |
| 1. | 1.細胞を構成する化学成分と性質(7回) |
| 2. | 1-1 細胞を構成する元素と原子 |
| 3. | 1-2 細胞を構成する生体高分子(アミノ酸，糖，脂質,核酸) |
| 4. | 2.細胞の基本構造とその機能(7回) |
| 5. | 2-1 細胞の基本構造と機能(動物，植物，その他) |
| 6. | 2-2 細胞の観察法 |
| 7. | 2-3 細胞の統一性と多様性 |
| 8. | 高校で化学や生物を履修していない学生を想定して，高校レベルから授業を始める． |
| 9. | 3.定期試験 |
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| 成績評価の方法 |
| 毎回の課題(60%)と定期試験(40%)の合計で成績を算出する． |
| 対象学生 |
| 自然システム学科1年 |
| 教科書 |
| 「Essential細胞生物学」(南江堂)の第1,2,4章をベースに講義を行う．将来，生命·環境コースを希望する学生は，購入が望ましい． |
| 参考資料 |
| 随時配布する |
| WEBページ |
| →コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
| 連絡先 |
佐藤(3N05, 088-656-7657, tsatoh@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー:
特に設定しない．質問はいつでもよい．研究室;三号館三階北棟生物化学研究室，e-mail tsatoh@ias.tokushima-u.ac.jp |