2007年度 総合科学部 自然システム学科 数理·情報コース 数理科学サブコース 学部課程 — 3年(後期) 2007年度 総合科学部 自然システム学科 数理·情報コース 情報科学サブコース 学部課程 — 3年(後期) |
EDB |
データベース基礎論 |
准教授・蓮沼 徹 2単位 |
授業の目的 |
大量にある情報を整理して効率よく管理する能力は,情報化社会においてますます重要になってきている.本講義では,リレーショナルデータベースの理論的事項を理解した上で,実際にリレーショナルデータベースの構築やリレーショナルデータベース言語であるSQLを学ぶことにより,管理しやすいデータベースの設計と構築,及び情報検索能力を養うことを目的にする. |
授業の概要 |
前半に,リレーショナルデータベースの理論的事項(関数従属性,情報無損失分解,多値従属性,正規化理論,リレーショナル代数)を学ぶ.理論を学んだ後で,実際にAccessを用いてデータベースを構築し, さらに,リレーショナルデータベース言語であるSQLを使い,データベースへの問い合わせの方法を学ぶ. |
キーワード |
リレーショナルデータベース,SQL |
受講者へのメッセージ |
特になし |
到達目標 |
1. | リレーショナルデータベースの理論的事項を理解すること |
2. | ·データベースを構築できること |
3. | ·SQLの基本的事項を習得し,データベースへの質問文をSQLで書くことができる |
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授業の計画 |
1. | データベースとは |
2. | リレーショナルデータベース |
3. | 一貫性制約 |
4. | 関数従属性とその公理系 |
5. | 多値従属性 |
6. | 情報無損失分解 |
7. | 正規化理論(1)(第2正規形,第3正規形) |
8. | 正規化理論(2)(ボイス-コッド正規形,関数従属性保存分解) |
9. | 正規化理論(3)(第4正規形,第5正規形) |
10. | 中間試験 |
11. | Accessを使ったデータベース構築(1) |
12. | Accessを使ったデータベース構築(2) |
13. | Accessを使ったSQLの演習(1) |
14. | Accessを使ったSQLの演習(2) |
15. | Accessを使ったSQLの演習(3) |
16. | Accessを使ったSQLの演習(4) |
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成績評価の方法 |
中間試験,レポート課題,授業への取り組み等により総合的に評価する. |
教科書 |
参考書: 増永良文著 「リレーショナルデータベースの基礎」 オーム社 |
WEBページ |
→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
連絡先 |
蓮沼(088-656-7216, hasunuma@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
金曜日9·10講時 |