2007年度 総合科学部 自然システム学科 物質·環境コース 地学系サブコース 学部課程 — 2年
2007年度 総合科学部 自然システム学科 物質·環境コース 物理系サブコース 学部課程 — 2年
2007年度 総合科学部 自然システム学科 物質·環境コース 化学系サブコース 学部課程 — 2年
EDB
物質システム特論III
森田 浩介, 教授・中山 信太郎, 小玉 一人, 准教授・西山 賢一 2単位
授業の目的
学外の二人の著名な先生(森田·小玉)に,それぞれの専門分野の特徴と現状などについて講義して頂き,学生の興味·関心を高めることを目的とする.なお,総科専任教員の中山·西山は,この分野に関して事前に予備的な解説を行う.
授業の概要
物質環境科学(物理系·地学系)最先端の世界
受講者へのメッセージ
集中講義として行われる.
到達目標
物理科学·地球科学の最先端の現状を知り,現代科学への理解を深めること
授業の計画
1.森田·中山(物理系)
2.講義内容:自然界にはいろいろな元素が存在する.体を構成している水素元素(1H)から原子力発電の燃料であるウラン(235U)に至るまで100種類近くの元素の存在が知られている.その存在の上限を決める法則とは,さらに重い元素を実験室で作るにはどうするかを講義する.
3.1) サブアトムの世界
4.2} 原子核と宇宙と人間
5.3) 元素合成の最前線
6.4) これからの元素合成
7.小玉·西山(地学系)
8.講義内容:地磁気の性質を知り,岩石に記録された地磁気の歴史をひもとくことによって,惑星地球のなりたちや多層地球の変遷と相互作用の過程を理解する.
9.1) 地磁気の分布
10.2) 地磁気の変化
11.3) 地磁気の成因
12.4) 地磁気の逆転と地質年代タイムスケール
13.5) 大陸移動と極移動
14.6) 環境と地磁気
成績評価の方法
講義中に説明する
対象学生
2年生以上
教科書
地学系(小玉·西山):小玉一人著「古地磁気学」(東京大学出版会,248頁,1999年)
WEBページ
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連絡先
中山(1N02, 0886567236, nakayama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 月∼金 17:30∼18:00
西山(総科3号館2S05, 088-656-7239, nisiyama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 月曜日12時∼13時
備考
開講予定なし