2007年度 総合科学部 自然システム学科 生命·環境コース 生命環境サブコース 学部課程 — 3年(前期) 2007年度 総合科学部 自然システム学科 生命·環境コース 生命機能サブコース 学部課程 — 3年(前期) |
EDB |
集団生物学 |
准教授・中鉢 龍一郎 2単位 |
授業の目的 |
生物群集の構成種間に存在する様々な関係と,それらに関わる法則を学び,更に種間関係に基づいて生物群集の示す現象を理解する. |
授業の概要 |
全ての種は他の種に依存しながら生活しているために,多くの種が集まって生物群集を構成している.この講義では,まず生物群集の構成種間の関係とそれらに関わる法則を,相互依存,競争,寄生,捕食に重点を置いて解説し,次いで種間関係を踏まえて生物の生息種類数の決定機構,食物連鎖を通じてのエネルギーの流れ,生物群集の遷移機構について考察する. |
キーワード |
生物群集,種間関係,相互依存,種間競争,捕食 |
関連科目 |
環境適応学II |
受講者へのメッセージ |
まめにノートをとっていれば,試験勉強の時に楽であるし,良い成績も期待できます. |
到達目標 |
野外に出た時に,眼にとまった生物の種間関係が想像できる程度の知識と洞察力を養う. |
授業の計画 |
1. | 1,種間関係の分類 |
2. | 2,相互依存 |
3. | 3,競争 |
4. | (1)植物の競争 |
5. | (2)競争による動物の全滅 |
6. | (3)すみわけと食いわけ |
7. | 4,寄生 |
8. | 5,捕食 |
9. | (1)捕食に対する防御 |
10. | (2)食物選択 |
11. | (3)捕食者の機能 |
12. | 6,生物の生息種類数 |
13. | 7,食物連鎖を通じてのエネルギーの流れ |
14. | 8,生物群集の遷移 |
15. | (1)原理 |
16. | (2)陸上生物群集 |
17. | (3)湖沼生物群集 |
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成績評価の方法 |
期末試験に基づいて成績を評価するが,出席状況も考慮することがある. |
教科書 |
資料を配布する. |
WEBページ |
→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
連絡先 |
中鉢(2119, 088-656-7254, chubachi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
特に設けないので,何時来室しても良い. |