2007年度 総合科学部 学部課程 教職に関する科目 — 2年(後期)
EDB
保健科教育法1
教授・中安 紀美子 2単位
授業の目的
学校教育において保健の授業が果たす役割を理解し,授業づくりの理論と実際を学ぶ.また, 健康問題の今日的な課題など,教材解釈を豊かにするために教材研究を行う.さらに,保健の教科書内容や既刊の優れた授業実践の分析と検討を通して,保健科教育の内容を構想し, 授業づくりに生かせるようにする.いくつかのテーマについて模擬授業を行い,相互批判を 通して優れた保健の授業とは何かをイメージできるよう実践的な力量を高める.
授業の概要
保健の授業づくりについて理論と実際を学習する.保健科教育法I では保健科科教育と指導案 の理論を中心に学び,保健科教育法II では教材研究と指導案づくりを中心に行う.
受講者へのメッセージ
保健科教育法I (奇数年開講),保健科教育法II (偶数年開講)
到達目標
保健学習の理論を学習し,具体的な教材づくりを通して実践的力量を形成する
授業の計画
1.保健科教育法I
2.保健教育の歴史,意義,必要性
3.子どもの健康実態と保健教育のめざすもの
4.学習指導要領における保健教育の目標と内容
5.指導案の理論的基礎ー目標論
6.指導案の理論的基礎ー教材論
7.指導案の理論的基礎ー指導論
8.指導案の理論的基礎ー評価
9.保健の授業研究-「授業書」方式による指導
10.保健の授業研究-「仮説実験授業」による指導
11.保健の授業研究-「課題学習」による指導
12.保健の授業研究-「ライフスキル形成」による指導
13.優れた保健授業の用件
14.保健指導案の作成
15.保健指導案の作成
成績評価の方法
試験と模擬授業により行う
教科書
指定する
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
中安(3118-2, 088-656-7204, nakayasu@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 火曜日(12時30分∼13時30分)
備考
保健科教育法Ⅰ(偶数年開講),保健科教育法Ⅱ(奇数年開講)