2007年度 人間·自然環境研究科 修士課程 人間環境専攻·自然環境専攻 研究科共通科目 現代科学基礎領域 — 1年(前期), 2年(前期)
EDB
スポーツ·健康科学研究法I
教授・荒木 秀夫 2単位
授業の目的
我が国における運動行動に関する研究方法は,生理学,解剖学,工学,心理学などの基礎科学的手法が中心で,欧米に見られるようなマクロな行動解析については現在でも,一般的には普及していない現状にある.このことが人間の運動や労働,生活行動などの評価とともに実践的な指導,改善においても立ち後れる原因ともなっている.本演習ではこうした現状を考慮して,動作観察法,行動統計学,電気生理学を中心に,これらに共通する生理科学的な基礎理論を文献購読や実験実習を通して学習することを目的とする.
授業の概要
身体機能における運動行動制御の運動生理学的解析法に関する一般的理論と実践を学習する.
受講者へのメッセージ
5回の実験レポートを提出する.
到達目標
運動行動のマクロ解析法の理論と手法を習得する
授業の計画
1.運動行動の構造と動作観察法(演習·実験2回)
2.運動行動測定理論 -認知科学と脳科学-(演習·実験3回)
3.運動行動解析理論 -波動·エントロピー·エルゴート-(演習·実験3回)
4.生体現象と測定機器(演習·実験5回)
5.方法論と対象論-(講義2回)
成績評価の方法
試験結果と提出レポートの総合判断による
教科書
毎回の授業用資料を配付する.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
荒木(3119, 0886567214, araki@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: オフィスアワー 金13·14