| 2007年度 人間·自然環境研究科 人間環境専攻 修士課程 選択科目 欧米文化 — 1年(前期), 2年(前期) |
| EDB |
| アメリカ社会文化特論 |
| 教授・上野 加代子 2単位 |
| 授業の目的 |
| 米国のセルフヘルプグループの歴史ならびにその機能を学ぶ. |
| 授業の概要 |
| セルフヘルプの機能を分析するとともに,セルフヘルプ運動が隆盛する米国社会文化の特徴を考えていく.本講義では,アルコホリックアノニマスを中心に,過食者の会,精神疾患の会などを扱う.そして①セルフヘルプに参加することでの個人の改心(翻身),セルフヘルプグループの重要な他者提供機能,および③社会改革の側面を考えていく.さらに,近年,飲酒運転などセルフグループへの参加が裁判所での取引メニューになっているが,セルフヘルプグループがどのように社会統制に組み込まれてきているかをみていく.授業は,担当者の講義と,文献購読に基づく受講者の発表で行う. |
| キーワード |
| セルフヘルプグループ,翻身 |
| 関連科目 |
| アメリカ社会文化特論演習 |
| 到達目標 |
| 授業で学んだことを日本のセルフヘルプに応用し,同様の分析ができるようになる. |
| 成績評価の方法 |
| 授業参加と発表,ならびにレポート(1回)から総合的に評価する. |
| 教科書 |
| 無.適宜,必読文献コピーを配布する. |
| 参考資料 |
| 第二回目の授業で関連文献リストを配布する. |
| WEBページ |
| →コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
| 連絡先 |
上野(088-656-7682, ueno@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
毎週 木曜日 11時50分∼12時50分 |