2007年度 人間·自然環境研究科 人間環境専攻 修士課程 選択科目 健康科学 — 1年(前期), 2年(前期)
EDB
運動行動制御論特論
教授・荒木 秀夫 2単位
授業の目的
人間と環境との関係については,近年に至り,より学際的,哲学的な解釈が必要となりつつある.本講義では,人間行動という点に焦点を当てて,神経科学とシステム理論を基本に据えながら行動と自然·社会環境との間における情報,エネルギー,物質の交換や相互作用を運動行動制御の問題として取り扱う.そしてこれらの諸問題を通じて適切な環境の在り方について考察していくことを目的とする.
授業の概要
人間行動と行動環境との関係における階層性について概説する
受講者へのメッセージ
本年度(H17)は,集中講義で行う(9月に予定)
到達目標
人間行動の階層的な構造について理解する
授業の計画
1.1)運動行動論概説(1回)
2.2)行動制御論と神経科学(2回)
3.3)システム科学と神経科学(3回)
4.4)精神-身体問題(3回)
5.5)環境科学と環境論(3回)
6.6)人間行動とエコロジー(2回)
成績評価の方法
講義では質疑応答.討論の場を設け,その場合に自らの考えをどのようにまとめ上げるかを特に評価の対象とする.
教科書
プリントを配布する
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
荒木(3119, 0886567214, araki@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
備考
隔年開講·本年度(H18年度)開講せず