2007年度 人間·自然環境研究科 人間環境専攻 修士課程 選択科目 健康科学 — 1年(後期), 2年(後期) |
EDB |
発育発達支援学特論 |
教授・中安 紀美子 2単位 |
授業の目的 |
人の発達を身体,精神,生活,環境を包括的にとらえる生態学的発達論は,人と環境の交互作用を通して絶えず変化するプロセスを重視する.また,人の生涯を視野に入れた生活者としての全体性,個別性,関係性,連続性において対象を把握し,発達の方向性についても多義的にとらえる. 医学·看護学,教育学,心理学等の知見に学びながらも,独自の総合的な発育発達学および発達支援学について考える |
授業の概要 |
個別的,全人的,相互依存的,社会的人間の発達支援を生態学的な視点から学ぶ. |
受講者へのメッセージ |
多くの文献研究を通して,主体的に学ぶことを希望する. |
授業の計画 |
1. | 発達の理論と争点 |
2. | 発達生態学の系譜 |
3. | 人の成長発達の生態学的理解 |
4. | 発達支援の新たな展開 |
5. | ジャーメイン |
6. | ギブソン |
7. | ブロンフェンブレンナー |
8. | ロジャース |
9. | ベナー |
10. | 発達支援の実践論的視座 |
11. | 子どもの成長発達権と発達保障 |
12. | 環境の保護促進因子と阻害因子 |
13. | 発達支援と生活指導 |
14. | 発達支援と健康教育 |
15. | 発達研究の課題と方法 |
16. | 総括授業 |
|
成績評価の方法 |
討論の参加,レポートを総合して評価する. |
教科書 |
資料を配布する |
WEBページ |
→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
連絡先 |
中安(3118-2, 088-656-7204, nakayasu@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
nakayasu@ias.tokushima-u.ac.jp |
備考 |
後期に集中で行う |