| 2007年度 人間·自然環境研究科 自然環境専攻 修士課程 選択科目 物質科学 — 1年(後期), 2年(後期) |
| EDB |
| 地球環境物質科学演習 |
| 講師・西山 賢一 2単位 |
| 授業の目的 |
| 風化による岩石物性の変化を定量的に把握する方法を学ぶ．また，岩石の風化帯で発生する崩壊·地すべりの地形判読技術を習得する． |
| 授業の概要 |
| 岩石物性の特徴と測定方法，斜面変動の特徴と地形判読技術 |
| キーワード |
| 岩石の物理的性質，岩石の風化，災害地質学，地形図の読図，応用地質学 |
| 関連科目 |
| 地球環境物質科学 |
| 受講者へのメッセージ |
| 野外実習と室内実習を行います． |
| 到達目標 |
| 基本的な岩石物性の測定方法を習得する．また，斜面崩壊·地すべりといった斜面変動地形の地形判読技術を習得する． |
| 授業の計画 |
| 1. | 岩石の基本的な岩石物性 |
| 2. | X線CTスキャンによる岩石の内部構造の観察 |
| 3. | 間隙径分布測定による岩石の間隙構造の把握 |
| 4. | 色彩測定による風化程度の定量化 |
| 5. | ボーリングコアを用いた風化区分1(室内実習) |
| 6. | ボーリングコアを用いた風化区分2(室内実習) |
| 7. | 野外での風化断面の観察と測定1(野外実習) |
| 8. | 野外での風化断面の観察と測定2(野外実習) |
| 9. | 地すべり地形の判読(室内実習) |
| 10. | 斜面崩壊の判読(室内実習) |
| 11. | 山稜部の特異な微地形(線状凹地など)の判読(室内実習) |
| 12. | 四国の地すべり・線状凹地の観察1(野外実習) |
| 13. | 四国の地すべり・線状凹地の観察2(野外実習) |
| 14. | 四国の地すべり・線状凹地の観察3(野外実習) |
| 15. | 四国の地すべり・線状凹地の観察4(野外実習) |
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| 成績評価の方法 |
| 知識·技能の程度，理解度，授業に傾注する熱意などを総合的に判断して評価する． |
| 教科書 |
| 参考書:災害地質学入門」(近未来社)，「理学部学生と理学部出身者のための土木地質学」(斯文堂)，「建設技術者のための地形図読図入門1∼4」(古今書院)，「Hillslope materials and processes」Oxford University Press |
| WEBページ |
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| 備考 |
| 隔年開講． 今年度開講 |