2007年度 人間·自然環境研究科 自然環境専攻 修士課程 選択科目 生命科学 — 1年(後期), 2年(後期)
EDB
生理環境論演習
教授・中川 秀幸 2単位
授業の目的
ウニ類や魚類の毒腺から,生理活性を示すタンパク質の分離·精製法を原著論文などを参考に検討し,精製された活性物質の作用と作用機構について学ぶ.
授業の概要
海洋生物が産生する生理活性物質の精製とその作用解析
キーワード
毒,毒素,毒物
到達目標
生化学的な手法を用いての生理活性物質の分離·精製法を身につけ,データーのまとめとプレゼンテーションを目指す.
授業の計画
1.海洋生物毒と生理活性物質
2.ウニと魚の刺棘からのタンパク質毒素の分離·精製とその作用
3.ウニと魚由来のタンパク質毒素の生化学的ツールとしての応用
4.医薬素材としての海洋生物生理活性物質
成績評価の方法
テーマごとのまとめの提出とプレゼンテーションによる評価を行う.
対象学生
大学院人間·自然環境研究科修士課程学生·研究生
教科書
Toxicon や Trend. Pharmacol. Sci. 等の論文を使用する.
参考資料
基礎生化学実験法 1-5 (日本生化学会編)東京化学同人
WEBページ
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連絡先
中川(3222, 088-656-7259, sea-hide@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 随時.E-mail: sea-hide@ias.tokushima-u.ac.jp