2007年度 総合科学部 人間社会学科 マルチメディアコース 学部課程 — 2年(前期)
EDB
映像デザイン表現研究 / Study of Visual Image Expression
教授・石井 健二 2単位
授業の目的
多様化した現代の画像表現技術を学ぶと共に,美術館·図書館·官庁等で所有している写真や芸術作品の保存·修復·管理について,その在り方,必要性等についても考察し,表現と保存の両局面から今後考えられる画像文化の在り様を探る.
授業の概要
19世紀中紀から現代に至る写真画像表現について考察し,デジタル画像処理の今後についても検討する.
キーワード
映像,写真画像
先行科目
アーツ·アンド·テクノロジー論芸術基礎理論演習
関連科目
映像メディア表現研究
受講者へのメッセージ
前期開講.受講条件:アーツ·アンド·テクノロジー論を受講することが望ましい. 講義はマルチメディアB棟1階メディアアート実習室にて行なう.
到達目標
映像に関する基礎知識を身につける.
授業の計画
1.時代背景を追いながら考察を行う
2.受講者による発表を中心に授業を進める
3.写真表現の現状と保存·修復·管理について
4.白黒フィルムによるスタジオ撮影について
5.カラーフィルムによるスタジオ撮影について
6.白黒フィルムの撮影後の処理について
7.カラーフィルムの撮影後の処理について
8.白黒·カラーフィルムのプリント処理及び管理方法について
9.サイアノタイプ技法によるワークショップ
10.ピンホールカメラの制作
11.ピンホールカメラによる撮影
12.映像作品鑑賞
13.ビデオ作品として自己紹介ビデオを作製する.
14.映像を利用した総合芸術の今後について
15.総括授業
16.期末試験
成績評価の方法
課題と期末試験及び,授業への取り組み状況などをもとに総合的に評価する.
対象学生
他学科学生も履修可能.配当学年(2年次以上)
教科書
講義の中でテーマ毎に紹介する.
参考資料
授業の中で配布する.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
石井(マルチB-203, 088-656-7165, ishii@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 木曜日 昼休み
備考
1.平成19年度 前期開講.
2.平成19年度は,金3·4 講時開講.