2007年度 総合科学部 学部課程 — 1年(前期)
EDB
基礎ゼミナール(体験学習)
教授・桑原 恵 2単位
授業の目的
江戸時代の吉野川について治水や流域の農業生産に関して調査し,第十の堰や藍屋敷などの見学を行うことにより,江戸時代における吉野川に関する歴史や産業・文化などを理解する.
授業の概要
江戸時代の徳島は,藍・塩・木材という特産品を生産してとても繁栄していました.その繁栄は,吉野川流域の肥沃な土壌と,明治時代以前が水上交通を中心としていたことによっています.この体験学習では,まずは文献によって徳島の産業や流通,そして吉野川の治水などについて調査し,さらに現代にまで残されている藍屋敷や第十の堰の実地見学を踏まえて,吉野川をめぐる徳島の産業や生活・文化を理解できるようにする.講義では,受講生がテーマを選んで調査し,その結果をレポートにまとめる.
キーワード
吉野川,歴史,藍作,治水
到達目標
江戸時代の吉野川をめぐる産業や流通について理解する
授業の計画
1.講義計画とテーマの説明・講義の進め方について
2.江戸時代の徳島と吉野川について
3.徳島の産物と江戸・大坂
4.藍屋敷見学
5.藍屋敷見学
6.藍屋敷見学
7.藍屋敷見学
8.藍屋敷の見学について(調査内容のまとめ)
9.吉野川の治水
10.第十堰の見学
11.第十堰の見学
12.第十堰の見学
13.第十堰の見学
14.第十堰の見学についてまとめ
成績評価の方法
受講生が文献や見学などにより得た知識をまとめたレポートを作成し提出することで評価とする.
対象学生
総合科学部人間社会学科1年生
WEBページ
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連絡先
桑原恵,総合科学部1号館中棟3階,656-7157,megumi@ias.tokushima-u.ac.jp
 オフィスアワー: 水曜日 12:00∼12:45