2008年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 — 毎年(後期)

人間と生命 / 自己分析の心理学

Humanity and Life / The Psychology of self-analysis

平成19年度以前の授業科目:『人間と生命 / 自己分析の心理学』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『心理学 / 自己分析の心理学』

教授・山本 真由美

2単位

 火(1・2) 全(全)

授業の目的

本授業では,心理学では自己や自我をどのように考えるかを紹介し,自己について自分で分析し,自分理解を深め,社会における自己存在について考えることを目的とします.

授業の概要

(1)自己,自己と他者との関係などについての講義を受け,(2)主に質問紙による心理検査を行い,その結果から自分で自己状態を把握し,(3)理解した現在の自己状態を変えたいのか,変えたいのであればどのような方法があるのかを考え,(4)それらをレポートにまとめ,報告する.

キーワード

アイデンティティ,交流分析,自己分析,自己と他者

到達目標

1.自己について説明ができる
2.自己理解ができる
3.心理学の質問紙法について説明ができる

授業の計画

1.ガイダンス
2.他者紹介
3.他者の存在・他者との関係について
4.心理検査(種類,信頼性,妥当性など)について
5.心理検査(対人関係尺度)実施
6.意識と無意識,自我防衛機制について
7.心理検査(自意識尺度)実施
8.自己中心性について
9.心理検査(自己中心性尺度)実施
10.アイデンティティについて
11.心理検査(アイデンティティ測定尺度)実施
12.交流分析について
13.心理検査(エゴグラム)実施
14.ゲーム分析
15.全体のまとめ

成績評価の方法

毎回のレポート,課題毎の課題分析レポートによって評価する.

再試験の有無

なし

教科書

特に使用しない.適宜資料を配付する.

連絡先

山本(3s06, 088-656-7192, yamamoto@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: オフィスアワー:月曜日の昼休み,研究室:総合科学部3号館3S06