2008年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群 — 毎年(前期)

ドイツ語 / ドイツ語入門

German / Introductory German

平成19年度以前の授業科目:『ドイツ語入門 / ドイツ語入門』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『ドイツ語(1) / ドイツ語(1)』

准教授・今井 晋哉

1単位

 月(5・6) 総科(人社A)

授業の目的

本科目は,初めて第二外国語を学ぶ学生が,ドイツ語の基礎を日常的会話表現に重点を置きながら学習し,また学習したことを用いて,ドイツ語によって表現する初歩的能力を習得することを目的としている.また,併せて現代ドイツ事情の一端を紹介し,ドイツの社会や文化に対する関心を喚起できれば,と考えている.

授業の概要

この授業では,日常生活上の具体的な場面に即したドイツ語の会話表現やテキストを理解するとともに,学習したことを用いて,ドイツ語によって表現する演習を重点的に行いたい.具体的には,パートナーとの練習をも交えた基本文型の学習,関連基本語彙や初級文法の基礎の学習,テキストの読解,教科書付属のCDを用いた聞き取り練習,口頭あるいは筆記によるドイツ語の表現練習などを授業時に,あるいは家庭学習としてやってもらい,毎回できるだけ多くの受講者にその成果を発表してもらおうと考えている.また,各種のヴィデオなどを用いながら,現代ドイツ事情についてもできるだけ多く紹介したい.

キーワード

対話文,初級文法,現代ドイツ事情

受講者へのメッセージ

せっかく新しく学習する外国語の科目なのだから,ドイツ語とドイツの社会や文化に対する好奇心をもって積極的な姿勢で受講してほしい.単に出席しているだけでは,あまり意味はない.毎回指示される家庭学習も怠らないように.なお,初回の授業時に指定の教科書を必ず持参すること.

到達目標

1.日常的な場面に即してドイツ語の基礎を理解し,また初歩的なドイツ語の表現能力を習得すること.
2.現代ドイツの社会や文化に関心をもち,その一端を理解すること.

授業の計画

1.以下は,各回でとりあげる場面や関連文法項目などを示している.なお,以下の計画は暫定的なものであって,実際の授業の進行によっては,変更もあり得る.詳しいことは授業時に説明する.
2.第1回
3.第2回
4.第3-4回
5.第5-8回
6.第9-12回
7.第13-15回
8.第16回

成績評価の方法

平常点(=授業中の発表や私とのやりとりに対する評価)および期末試験による.他に中間的小テストを行う可能性もある.平常点の比重が全体の3割程度を占めることになるであろう.

再試験の有無

行う場合もある.

教科書

関口一郎(編著)『ハロー・ミュンヒェン・ノイ』[別冊練習問題集・CD付き](白水社, 2008年)[¥2,200+税] ※その他,別売のDVDもあります.教室で上映します.

参考書

プリント教材·資料を配付する場合もある.

連絡先

今井(1319, 088-656-7139, shi-imai@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日 16:30-18:00

備考

このクラスは,水曜日1・2講時の桂先生担当の「ドイツ語入門」とペアになっているので,両方のクラスを受講すること.ただし成績は各クラス別に出される.桂先生の授業との関係については学期初めに説明する.