2008年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群 — 毎年(前期)

中国語 / 中国語入門

Chinese / Introductory Chinese

平成19年度以前の授業科目:『中国語入門 / 中国語入門』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『中国語(1) / 中国語(1)』

准教授・荒武 達朗

1単位

 水(1・2) 総科(総科B)

授業の目的

現代標準中国語を学ぶことを目的とします.現在,世界の約5分の1の人々が中国語を使用しています.現代中国語は数ある方言に対して普遍的な価値を持ち,世界各地の華人社会の共通語であり,国連の公用語のひとつともなっています.国際人になるための大変役立つ言語です.

授業の概要

中国語で使われている文字は漢字ですがその漢字の読み方を示すものは「ピンイン」と呼ばれ,ローマ字で表記され,その特異なイントネーションは「声調」と呼ばれ「四声」で表記されます.「ピンイン」と「声調」を習得することが中国語(1)の第一の目標です.ピンインと声調は繰り返し発音し,体で覚えましょう. 次に基本文型を学びます.文法を理解し,少しずつ語彙を増やし,簡単な日常会話もできるようになるでしょう. 上記の目標を達成するため,週二回の授業を二人の教員が分担して授業を進めます.

受講者へのメッセージ

間違えることを恐れずに積極的に中国語で話しかけてください.それが上達への近道です.欠席·遅刻はしないこと(特に第一回目はガイダンスなので必ず出席すること).週一回のみの履修不可なので再受講希望者は要注意.

到達目標

1.正確な発音と基礎文法を身につけることを目標とします.

授業の計画

1.ガイダンス
2.1∼8 発音(ユニット1)
3.2-10 (ユニット2)
4.11∼14 (ユニット3)
5.発音まとめ
6.発音テスト
7.中間考査
8.15∼18 (ユニット4)
9.19∼22 (ユニット5)
10.総復習
11.期末試験
12.なお,より詳細な授業計画は第一回の授業で説明するので,必ず出席すること.

成績評価の方法

二人の教員がそれぞれ別個に評価を行い,合算して最終的な評価を決定します.

再試験の有無

あり.

教科書

木村英樹・小野秀樹 著『北京の風』(白帝社,2005年)2,700円,辞書については授業で指示する(必ず購入すること).

連絡先

荒武(2312, 088-656-7148, aratake@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日の授業前.8時∼8時40分.研究室は総合科学部一号館中棟三階の奥.或いはメールでアポイントメントを取る事.

備考

1.月5·6何 国暉教員とペア
2.なお,本授業に限らず,家庭環境などにより中国語会話能力があると判断される学生は,初修外国語教育の理念に照らして中国語を受講することはできない.改めて中国語以外の言語を受講せよ.
3.あるいは,本学においては外国語の検定試験により初修外国語の単位を取得できる.この制度を利用することに何の差し支えもない.
4.学生諸君の向学心,新たな領域に踏み込む積極性を期待する.