基礎数学 / 線形代数学Ⅱ
Basic Mathematics / Linear Algebra 2
平成19年度以前の授業科目:『基礎数学 / 線形代数学Ⅱ』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『基礎数学 / 線形代数学Ⅱ』
准教授・蓮沼 徹
2単位
火(13・14) 夜間主(夜間主1)授業の目的
線形代数学は，微分積分学とならんで数学の基本であり，自然科学，工学，情報科学，社会科学などの様々な分野への応用をもっている．本講義では，線形代数学の基本的概念の理解と基本的手法の習得を目的とする．
授業の概要
授業は主に教科書に沿って(ただし，5章の前に6，7章を扱う)講義形式で行い，線形空間，線形写像，固有値，行列の標準化について解説する．また，演習の時間を設け，演習問題を解いてもらう．
キーワード
線形空間，線形写像，固有値，行列の標準化
先行科目
関連科目
受講者へのメッセージ
授業に積極的に取り組むようにしてください．予習・復習も心がけてください．
到達目標
| 1. | 線形空間，線形写像の概念を理解する．行列の固有値および固有空間を求めることができる． |
授業の計画
| 1. | 線形空間 |
| 2. | 部分空間 |
| 3. | ベクトルの1次独立性 |
| 4. | 次元と基底 |
| 5. | 次元定理(1) |
| 6. | 線形写像 |
| 7. | 像と核 |
| 8. | 次元定理(2) |
| 9. | 表現行列(1) |
| 10. | 表現行列(2) |
| 11. | 固有値と固有ベクトル |
| 12. | 固有空間 |
| 13. | 行列の対角化 |
| 14. | 行列の標準化(1) |
| 15. | 行列の標準化(2) |
| 16. | 期末試験 |
成績評価の方法
授業への取り組み状況，期末試験，演習課題レポートをもとに総合的に評価する．
再試験の有無
有
教科書
守安一峰・小野公輔 共著 「理工系の線形代数学入門」 サイエンス社
WEBページ
連絡先
蓮沼(088-656-7216, hasunuma@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 金曜日16時20分∼17時50分 総合科学部1号館1212室